公園でどろんこまみれになって暗くなりはじめたら帰宅




ああいつぶりだろうこの感覚




ことの始まりは名古屋インストのときに




「今年チャレンジしてみたいこと」



というお題に



「凧上げ」



と答えたことから始まる。



ファンの方からその日のライブに凧を頂戴し



ツアー中、メンバーに凧をあげたい凧をあげたいと車内でこぼしていたものの誰の共感も得られず

移動中どうにか凧上げスポットに立ち寄りたいという衝動を抑えながら

やっと迎えたこの移動日



近くに公園があるという噂を聞きつけ



自由時間となるやいなや



「俺は凧上げと二郎食べにいくよ」



と告げるも



誰もノッては来ない



いいや別に共感を得るために俺は凧をあげるんじゃない

凧がそこにあるから上げにいくんだ



言い聞かせながら半ばムキになって公園へ



そこそこに広い公園には、キャッチボールをする若者が二人きり



ああなんか恥ずかしいなあ



そんなことを感じつつ



いいや別に寂しいわけじゃない

わたしには凧がいる



と念を押し、半ばムキになりながらいざスタート



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なんとか組み上げチャレンジするもののさすがに一人では難しく

途方にくれていたところに、先ほどの若者が付近まで来たため勇気をふりしぼり



「すいません、凧って上がると思います?」



と、言うに事欠いて自分でもびっくりするぐらい怪しすぎる一言。



しかし彼らはノッてきてくれて、一緒に上げようということに。



話を伺うと、彼らは東北大学の学生さんで、メタルのバンドを組んでいるとのこと

春休みにあまりに暇すぎてキャッチボール大会をしようとするも

ほかの友人はバイトで来られず、あえなく二人のキャッチボール大会となったそうな

やはり音楽と凧の絆はすばらしい!



しかもだ



バンドをやっていることを告げたら



「写真とか撮らなくて大丈夫ですか?」



なんという心遣い・・・



そこから一時間ほど凧上げチャレンジ



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なかなか俺が走者であげることができないため



東北大学(工学部)の頭脳を持つお二人に託してみたり



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説得力のある背中



しかしながらなかなか凧は思うように飛んでくれない



バック走をしてみたり、糸の長さを変えてみたり、工夫を重ねやっとまともに飛んだであろう一発がこちら




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いやー写真で見るといいかんじなんだけどね



どうしても10秒くらいで墜落しちゃうの



結局



「やっぱ風がないと無理っすね・・・」



との結果に落ち着き



明日は帰省するから無理だけど今度ライブに遊びにきてくれるというお話をしつつ今日はお別れ!



その後



彼らもよく行くという仙台二郎に舌鼓を打ち



ホテルに戻りました



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帰ってきて、鍵はあいているのに誰もいないと思っていたら



しあくんが寝てたらしく布団から飛び起きて本当にびっくりした



マジイケメンやだ。



あー、靴やパンツは泥だらけ



でも本当に楽しかった



仙台ありがとう!また来るね!



いやいや



明日が本番



最高のライブにしましょう。