シャヴァーサナは、「シャヴァ・アーサナ」とも呼び、ヨガの基本のポーズでもあります。
アーサナ(アサナ)とはサンスクリット語でポーズを意味する言葉です。
このシャヴァーサナは日本語で「屍のポーズ」とか「無空のポーズ」と呼ばれ、ヨガのレッスンの最後に必ずと言っていいほどこのポーズでレッスンが終了します。
シャヴァーサナは、身体を仰向けで寝かせ脚は腰幅よりもやや開いて、手は、手のひらを上に向けて身体からやや離し全身の力を完全に抜いていき、心と身体をリラックスさせるためのポーズで身体の固さや、年齢なども関係なく誰でもできるので、私もヨガの最後にこのポーズをとるのがとても楽しみで、大好きなポーズの1つです。
このポーズの時は、ヨガの特徴でもある鼻から吸ったり吐いたりする深い呼吸はやめて、呼吸をコントロールすることを行わず、自分の身体に任せてぼんやりと呼吸を感じる程度に留め、身体も無理にリラックスしようと意識しない方が力が抜けやすい気がします。
このシャヴァーサナをとることで日頃の疲労感を取り除き、心身を回復させ、直前まで行っていたヨガのポーズの効果を身体に浸透させていくという効果と、自律神経を整え情緒不安定が解消されたり、右脳の活動が活発になるために創造力が働くようになったりします。
私もこのポーズをとったとき、軽い瞑想をすることで心も身体も解放された気分になり、目を開けた時は深い眠りから目が覚めたときのようなすっきりとした気分になっていますが、毎回味わえる訳ではなく、このポーズの難しさを感じます。
このシャヴァーサナの5分は1時間の睡眠に匹敵するといわれるそうで、このポーズを完全に習得することができれば、肉体的、精神的疲労感やストレスを解放させ、心身への恩恵は相当なものだそうですがヨガのクラスのとき、このポーズの最中に変わったリズムでイビキをかいて眠っている方もいて、そんなときはちょっとリラックスどころか、必死で笑いをこらえている自分がいます。(笑)
でも、眠ってしまうぐらいリラックスしているのだな~と思うとなんだか微笑ましいです。
そして、シャヴァーサナはとても人気のあるポーズなのですが、ヨガでも最も難しく重要で、奥が深いポーズの一つでヨガのポーズの女王ともいわれています。
確かに、実際にやってみると分かるのですが全身の力を抜いて、顔の口の周りの筋肉、目の周り、奥歯の力まで抜いて身体を大地に完全に預けるというのは、以外と難しくて力を抜いたと思っていても、腰がリラックスできていなかったり、首やお腹に力が入っていたりするのですが何度かやっていくうちに、「あ、うまく力が抜けた!」と思えたときは本当に心も身体も休息状態に入り、バラバラだった心身が一つになったような深いリラックス状態を味わえます。
そして、このポーズは「屍のポーズ」といわれるように死を受け入れる準備のためのポーズでもあるといわれ、このポーズで無の状態になることを「小さな死」と表現することもあり死の疑似体験でもあります。
死を受け入れる準備(練習)をすることで、いつかは訪れる死を穏やかな心で迎え入れるという意味だけでなく、自分の中にあるネガティブな心もまた自分であると知って素直に受け入れることで、本当の意味での開放感を得るなどの深い意味もあるそうです。
静かに心を受け入れる事で、心も自分を受け入れてくれるのかもしれないですね。
もしそういう心境になれたら、だいぶ楽に生きやすくなる様な気がしますし、以前書いたヨガの意味である「結ぶ」「つなぐ」のように、心と身体が結ばれると自分自身が良い意味で楽でいられるんだなと感じました。
私もそうなれるように、これからもヨガを楽しみたいと思います!
読んでくださってありがとう。