二年前のこの時期 、
10月の第3週。
ママとパパと愛犬で、天橋立へ旅行に行っていた。
私も誘われたけど、月曜日は休めないからと断って。
いつもならたくさん旅行中の写真が送られてくるのに、
「あれ、そういえば今回は何にもこないな」なんて考えていた。
夜中にパパからの「ママが入院した」のライン、
あの日からすべて何もかも変わってしまった。
ここから先は入ってはいけないと言われた病室の全室から、遠く手の届かない先にあるベッドに横たわったママ。
あの年もまだ暖かかったから、薄着できた私を心配してた。
「そんな格好じゃ寒いから、ママが着てきた上着を貸すから着て」と、いいというのに何度も勧めて。
いつも自分のことより家族のことを心配してた。
ママが病気になって怖かったけど、
それでも最期まで、本当に息が止まってもう戻らないところへ行ってしまったあの瞬間まで、
ママが死ぬことなんてあり得ないと思ってたよ