辛いとき相談できるのはママしかいなかった。

友達もいないし、若いときですら悩みをわざわざ友達に話そうと思ったことはなくて、今更相談の仕方がわからない。そもそも誰かにラインするのですら面倒で、電話なんてもう一つハードル高くて。

ママがいなくて辛いことを辛いと吐き出す場所がなくて、1人になったら泣くことを繰り返して限界だった。

親以外で唯一私のことを考えてくれる夫も、感性が違うというかほぼ宇宙人。

四十九日を過ぎたら泣くなと言われ、時々「ママ」と声に出して呼んでしまうのを怖いからやめろと言われ、夫自身の心配事で頭がいっぱいで私の話なんて何も聞いてなくて。

限界で限界で、

頼ったのは職場のカウンセラー。

20分くらい一方的に話して泣いて、

「またお母さんのこと話に来ませんか?」と言ってもらえた。

ひとりで泣くより言葉に出して吐き出すことって大切だと実感した。

私のことも母のことも全く知らない初対面のカウンセラーで、その後職場ですれ違っても目も合わせないような、なんの関係もなければもちろん情もない人だけど。

慰めとか支えとか関係なく、ただ聞いてもらえるだけで楽になれるってわかった。

私にはなにもないから生きていくのは怖いけど。