去年のお正月は一人入院中だったママ。

同じ病室の人も外泊や退院で、大部屋にしばらく独りきりだった。  
「寂しいけど、ひとりでリハビリして頑張る!」
なんて言って、愚痴も不満もひとつも見せなかった。

私たちは実家で、ママの注文したお節を食べて。
夏にはママも一緒に行ったホテルで年始のランチして。
来年は必ず一緒に過ごそうと言い合って、 
必ずそうなると思っていた。

今年もママが注文したお節を囲んでのお正月。 
移植が終わり、退院して、夏頃に
「これどうかな?」と私に画像を送ってきたお節。
うちにも送ると何度か言われたけど、
「お正月は帰るから要らないよ」と断った。  
たっぷり四人分はあるお節は、パパと私と娘では多すぎたけど。

とっても美味しかったよ。
田作に栗きんとん、ママが好きなものたくさん。 
毎年お節は注文しても、お雑煮と田作、黒豆は必ず作ってたね。ママの作るナッツの入った田作が大好きだった。
ちょっとしわの入って甘くない黒豆は、余ったらケーキにしたりヨーグルトに入れたりして食べたよね。

おじいちゃん達が元気だった頃は、 
ホテルのお節の料理教室に行ったりして、
習ってきたもの色々一緒に作って準備して、みんなで集まった。

一昨年のお正月は、開いてるケーキ屋さんを探して北山のマールブランシュまで行ったな。

年が明けて、もうママがいないことをまた思い出して、
辛くて悲しくてどうしようもなくなった。