夫なりに色々と考えてくれてのことだと思う。

母の入院に際して、夫がすぐやってくれたこと。
①筋トレ道具を購入、持ち込み
バンドはかさばらないしベッド上で出来るからまだ良い。
でも腹筋ローラー、それどうするのえー?
病室の床でやるの?
②フリーシム?とやら仕込んでwifi無料?でネットつなぎ放題のタブレット準備、Netflix仕込み済み
③京都に住む叔母に連絡、うちの自宅の大掃除にとりかかるので来てくれと要請

③はちょっと待ってや!!となった

まだ入院して3日、
勝手に家の大掃除始めたら母が怒るに決まってる。
しかも叔母様に申し訳なさすぎる。

結局京都まで呼び出し、病院近くでランチし、
解散。(家族以外は面会不可だったので)

色々たぶん夫もパニックだったんだと思う。
結婚して依頼、母は夫のこと本当に自分の息子のように可愛がってたし、
夫もそんな母に気を許し(私が両親つき旅行無理強いしすぎて慣れたのもあるだろうけど)、実家にも何度も泊まりに来てた。
「自分のお母さんが病気になったときより悲しい」と泣いてくれた。


もうすでに抗がん剤が始まっていて、
面会は言われていた通り前室に椅子を置いて2、3人、家族のみ。
もちろん2歳の娘は病棟には入れない。

最初の入院日にもっと近くで、手を握って声をかければ良かった…と後悔した。
でも今思えばこの時ははるかにましだった。

「なにかいる?」と自宅をでる前聞いたら、
「パン屋さんのパン!ここの給食のパンまずい!」
と連絡きたので、母の気に入ってたパン屋で袋に包まれたパンを買って持って行った。
「あー、だめなんです。パン屋さんのパン」と看護師さんに言われて、泣きそうな顔になってた母。

「お願い!このタルトのんだけ置いてって!食べれるし!」と、目を盗んで少し食べたり、大福なんかも先生に聞く前に「食べちゃったニヤリ」とか最初からまあまあやりたい放題だったな。

私はお菓子屋さんなんかにいくたび、個包装で蜂蜜なんかは入ってなくて賞味期限の長い、食べて良さそうで母が好きなものを探すのがお決まりになった。
色々買い込んで持って行っては、食べきれないと返された分をせっせと自分で食べてた。

今思えば、このときもまだ楽しいやりとりできてたよね。