5年、10年後、出来ることなら30年後だって生きていて欲しかったから。

そのための最善の治療と思って選択した移植。

愛する犬とも孫ともまともに触れ合えず、
好きなものさえ食べることが出来ず、
それでも未来のために頑張ることを選んでくれたのに。

たった半年、在宅で2ヶ月で命が失われてしまうなんて。

臍帯血移植だったら、
抗がん剤のみで経過をみることを選んでいたら、

再発したとしても、
きっともっと長い時間を家族と過ごせていた


怖かったにちがいない
苦しくて悲しくて悔しくて寂しかったに違いないのに
一度も弱音を吐くことがなかったね

手を握ることも肩を抱くことも我慢してきた
ICUでひとりでどんな思いをしていたか、
その前だって食べたいのに食べられず、
下痢と嘔吐を繰り返しながら、
誰もそばにいてもらえなかった母を思うと
苦しくて息の仕方を忘れそうになる

ごめんね
寂しい思いをさせてごめんね
頑張らせてごめん