友引があるからと、お通夜は翌々日、その翌日がお葬式に決まった。

最近はずっと、いつ電話があるかと全身に恐怖を感じながら、それでもまだ奇跡が起こると信じる気持ちで眠れない夜を過ごしていた。
それに比べれば、今日は長い時間眠ったと思う。

9時半に母に会いに行ったけど、エンバーミングへ出かけていて不在だった。

遺影のための写真現像に行き、買い物をして、お昼を食べて、また母のところに戻った。
綺麗にしてもらえたね。
眠ってるみたい。

起きて欲しくて何度も呼んだけど、本当に目を開けてくれるような気がしたけど、ほんの少しも表情は変わらなかった。

ほんの1ヶ月で変わってしまった母。
おばあちゃんにそっくり。
確かに私の母ではあるけど、その顔はいつも近くにいたママのものとはやっぱりかけ離れていて。
なんだかやっぱり実感がわかない。

ママは別のところにいて、明日になれば帰ってきてくれるような気がしてしまう。
もし本当にそうなら、また私は甘えるんだろう。
今後悔してることを忘れて、また寂しい思いをさせるかもしれない。
ママはきっとわかってるよね。
今までもずっとそうだったから。

今はまだ顔が見れる。会いに行くって思うことができる。
本当にお別れする日が怖くてたまらないよ。