大訂正 日本初の水力発電について




日本初の水力発電は、京都の蹴上発電所!ヾ(@°▽°@)ノ


と書いてしまったが、(「10日本初の発電所、蹴上発電所
、「7平安神宮が造られた理由④


私の調査不足、読み込み不足でした。m(_ _ )m


日本初の水力発電”がなされたのは、
記録上(多分、事実上も)、
宮城県に、現在も稼動している
三居沢(サンキョザワ)水力発電所 (当時は名称は違ったのかもしれないが。)でした。Σ(=°ω°=;ノ)ノ

謹んで訂正させて頂きます。(。-人-。)

tkさん、教えてくださってありがとう!(ノ◇≦。)



ぐぐってみたら、サーチ

宮城県で、
1884年(明治17年)5月2日に、水力を動力として利用した、
紡績事業の操業を開始した。(機械制の紡績事業)←この時点では、まだ発電はしてない。| 壁 |д・)


1886年(明治19年)に東京電灯が電灯事業を開始し、仙台の有志の間でも電灯事業への関心が高まった。←東京電灯は「火力発電」だったようだ。| 壁 |д・)



1887年(明治20年)、「管克復らが発起人となり、紡績機の水車タービンに発電機を取り付けて繁華街に街灯をともす計画を発表した」ものの、
他の人々からは時期尚早だと、あまり賛同を得られなくて、ハートブレイク

1888年(明治21年)、「管克復は自分が経営する宮城紡績会社だけでも点灯したいと考え」、

三吉電機工場(日本初の電気機器製造会社)から
自家用として、直流発電機を購入。お金

1888年(明治21年)6月28日に、紡績工場の水車タービン(40馬力)に発電機が取り付けられ、
7月1日、取水門の上の烏崎山頂にアーク灯を点火し、次いで紡績工場内に50個の電灯を点火した。←これが「初の水力発電」だったんだね!ひらめき電球クラッカークラッカークラッカー

(「ウィキペディア 三居沢水力発電所」)






蹴上水力発電所の完成は1891(明治24)年。
だから、日本で初めて水力で実際に電気を作ったのは、明治21年の宮城だ!クラッカー




でも、これはまだ「宮城紡績会社」という一企業が、
自主的に作った水力発電の電気。ひらめき電球


その後、すったもんだあって、
1893年(明治26年)、電灯を灯す「仙台電灯会社」が立ち上がり、
1984年(明治27年)、その電力は、「宮城紡績会社」の持つ水力発電から供給してもらうことにして、
仙台電灯会社は営業開始。町に電気を灯し始めた。ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球


つまり、
「宮城紡績会社」は「宮城水力紡績製糸会社」と改名して、
もともとの製糸工場稼業とは別に、
町に電灯を灯すための電力を供給し始めた……ってわけだ?!(´Д`;)


“町に電気を灯す”ということは、発電はもちろんだが、
電柱や電線の架設」をしたり、人々の理解を得たりと大変だが、あせる
電気事業は順調に業績を伸ばし続け、アップ


1900年(明治33年)12月、新たに発電所を新設。
現在の三居沢電気百年館は、この発電所の跡地にある」とのこと。(=◇=;)


その後、さらに買収だのなんだのあって、DASH!
1951年(昭和26年)には、東北電力株式会社の所有となったようだ。(=◇=;)
(by ウィキペディア)



現在ある三居沢発電所は、その記念館(三居沢電気百年館)に隣接しているらしい。
三居沢発電所は日本で最も古い水力発電所として、いまも発電を続けています。」
(「三居沢電気百年館見学の手引き」)

……って。∑ヾ( ̄0 ̄;ノオ~!




ちょっと経緯があれこれ複雑で、よくわからなかったのだけど、あせる

電気事業会社としては、三居沢1900年からが本格的に始まった……ってことなのかな?はてなマーク


だから、京都の蹴上は、その説明板に、「日本初の水力発電」とは掲げず、
水力発電事業発祥の地」とだけされているのかな?はてなマーク



京都は、まず電気を作ること自体を目的とした水力発電を作り(明治24年)、
明治28年には路面電車に電気を供給している。

一方、仙台は、まず紡績機械を水力で稼動させ、
それを利用しての水力発電が試みられ(明治21年)、
電気を供給する電気事業会社としては、明治33年(あるいは、明治27年でもいい気が私はするが……?)と考えると、

京都の蹴上は「水力発電事業発祥の地」でいいのかな?はてなマーク





とにかく、

日本で初めて、水力で電気を起こしたのは、宮城県は仙台の紡績会社であったビックリマーク


改めて、ここに訂正し、お詫び申し上げまする。m(_ _ )mあせる

検索下手の私めゆえ、またも
何か手落ちや、読み間違い、深読み等あるかもしれませぬ。あせる
お気づきの際は、ご指摘ください。(。-人-。)




余談だが、

三居沢発電所は、
2011年の東日本大震災で一度停止したが、3日後には発電を再開した。」

ですと!Σ(=°ω°=;ノ)ノ


仙台の街中だって被害が大きかったのに、あせる
あの街中にある発電所なのに、あせる
3日後に運転再開とはっ……!(((゜д゜;)))




最近は、夜も煌々と電気が灯され、
“節電”はどこ吹く風のようだ。むっ

電気のある生活……ありがたいものだ。
電気のありがたさを忘れちゃなんねー。グー

とりあえず電気は都心では普通に使えるようにはなったが、
3・11の被災の決着は、まだまだついていないってことも
忘れちゃなんねー。グー

明るい夜景