2009年夏、ハワイ、オアフ島旅行の続きです。
オアフーございます―13ノースショアツアー②気になる木

ノースショアツアーは、ミニバンに我々の他、豪華ホテルに泊まっている子連れの日本人若夫婦一組だけの合計6名のツアーだった。


まずオアフ島を北上する。アップ
陽に焼けたガイドのmasaさんは、
いかに客を楽しませるか、
ガイドはしゃべってなんぼ!という信念をもっているようで、
実に饒舌であった。キスマーク


もうかりまっか?と景気の話から様子を探ると、
masaさんいわく、
ハワイは超不景気らしい。!(´Д`;)
特に日本人観光客が激減していると。ダウン
去年はサーズ(鳥インフルエンザ)騒ぎで、ヒヨコ
そして、今年は新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)で、ぶーぶー
こういうことがあると、日本人だけ来なくなると言う。
「日本人はtoo much sensitive!」と言う。( ̄_ ̄ i)


確かに、ハワイではマスクなどつけてる人はいなかった。
先だっても、ある店の行列に二人揃ってマスクをしている日本人カップルが並んでいたが、周りの人は、逆に彼らがなにか病気を持っているのか?と、
その日本人カップルから距離をとり、二人の周りだけ人が近づかなかったという。(-"-;A


「日本人は洗脳されやすいんだ」とmasaさんは言う。
そうかもしれない。
しかし、それは公明正大に情報公開がされず、流れてくる情報が信用できないからなのではないか……と私は思う。パンチ!



ハワイの風は東から吹いてくるキラキラ
だから、ハワイの天気は東から西へと変わるらしい。

ガイドmasaさんは景気の話から風土の話、今どこを走っているかなどを話してくれて、
ただ訳のわからぬまま“連れて行かれる”ツアーとは随分違う。チョキ
“のりぴー”麻薬事件のことまでオンタイムで知っていて、日本の状況などもこちらにさりげなく確認してくる。情報収集に余念ない。これぞプロのガイドという感じである。チョキ

(ただ、話すことがポイントポイントできっちりと彼の中で決まっているようで、唐突に質問すると彼の“調子”を乱すようで憚れ、心行くまで質問できなかったのが、私はチョッチ残念であった。(^_^;))




さて、ワイキキの中心地から車で30分ほど走り、車
第1目標、日本人にだけ人気の「この木何の木気になる木♪」のあるモアナルア・ガーデンパークに到着。

広々とした公園内には何本も似たような巨木が植えられていた。(°Д°;≡°Д°;)
ガイドのmasaさんがあの木だよ教えてくれる。

木全体が写真に納まるポイントは、誰もが記念写真を撮るらしく、カメラ
地面の芝生がそこだけ禿げていた。( ´艸`)

夫婦世界旅行-妻編-気になる木
↑(禿げたポイントから撮った「気になる木」)


これこれ、これ~~~~っ!クラッカーヾ(@^(∞)^@)ノ
腕を横に大きく広げて、こんもりと茂っている大きな木!
モンキー・ポッドともレイン・ウッドともアメリカン合歓の木とも呼ばれている。
ついでに、現地の人からは「Hitachi Tree」とも呼ばれているらしい。( ´艸`)


CMでは、「見たこともない~花が咲くでしょう~♪」と歌われていたから、
一体どんな花が咲くのだろう???と思ったものだが、ラブラブ
なんのことはない、「合歓の花」が咲くわけだね。
しかし、この木いっぱいに合歓の花が開いたときは
また美しいだろうね~。キラキラ



遠くから眺めると葉がこんもりと茂って見えるが、
木の下にいくと、案外広々と枝も葉も広がって風通しがよい感じ。キラキラ

合歓の木なので、夜になると葉を閉じ、朝になると寝ていた首をもたげるように葉を45度開くそうだ。いいなぁ。そういう営み。(-^□^-)

しかし、これだけ大きいとさすがに朝日が一番に届くところと、そうでないところが出るらしく、外側の葉っぱはもう起きているのに、奥の方の葉っぱはまだ寝ていたりすることがあるらしい。
同じ木の葉でも、早起きさんとお寝坊さんがいるんだね。それも可愛い。( ´艸`)

夫婦世界旅行-妻編-大きい~



太い幹には思わず駆け寄って頬ずりしたくなる。ドキドキ

私の“骨を見つけた犬”のごとき様子を察したのか、
masaさんが、
この幹に手を当てて、目をつぶってじっとしている白装束の集団が来たとき、
なにかの宗教か?と地元の人が不気味がった話を披露してくれた。えっ

うっ……。
そんな集団と同じように思われたらヤダナ……。ガーン
はやる心を抑える。


みんなが他の木へ移動したときに、
見られないように、
ひたと幹に触る。
ひたひた、すりすりと。
「やっと会えたよ~~~!ドキドキ」と。

夫婦世界旅行-妻編-幹



しかし、実際、特別な触り応えというほどのものもなかった。えっ
(今回はいつものマイ聴診器を持参しなかっので、鼓動を確認することもなかった。――夫が恥ずかしいからやめてちょーだいっ!って言うんだもん。むっ





「気になる木」ほどの巨木はハワイではあちこちに見られ、
特にこの「気になる木」だけが特別大きいわけでも、
特別なパワーを発しているというわけでもなさそうだ。

子供の頃からの夢であった「気なる木」に会って、
もちろん気持ちのよい木ではあったけれども、
一挙に「さして気にならない木」になってしまったのであった。ガックリ



日立のCMのお陰で、
この木は昔から日本人なら誰もが“気になっている”木だが、
この木にはびっくりする現実的なお話があった。(=◇=;)

masaさん曰く、
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こうした裏の事情の方が気になった私であった。(=◇=;)

:masaさんの説明をそのままアップして、masaさんの商売の邪魔になってはいけないので、ここでは伏字にさせて頂きます。気になる方は、是非masaさんにガイドを頼んでノースショアツアーへ! 
(「H2HAWAII ご予約・ご質問は日本語で! Email: nakachanchan50@hotmail.com」なり。にひひ
 
夫婦世界旅行-妻編-気になる木の下から





「気になる木」は一本だけではなかった。えっ


元祖「気になる木」の隣には2代目「気になる木」が。キラキラ
どうやらCMでは、同じ種類(モンキー・パッド)の木なれども、別の個体の気になる木も使われていたらしい。


全部同じ「気になる木」だと思っていたが、
よくみると、木の全体の形(茂り振り)が違う。

夫婦世界旅行-妻編-2代目


2代目の方が、丸っこくて、若い。(・∀・)






公園には、気になる木(モンキー・パッド)の他、バニアン・ツリー(菩提樹)や、インディアン・バニアンベンジャミン・バニャンと色々な種類の大きな木が広々と根を張っていた。キラキラ

夫婦世界旅行-妻編-拝借画像
(↑インディアン・バニアンツリー:
ネット「Special Picture2
さんより拝借)

どれも巨木の域に達した(?)大きな木だが、まだまだ大きくなりそうだ。アップ



ベンジャミン・バニアンなどは、なんと我々が普通部屋の中で“観葉植物”として育てるベンジャミン(ゴム)(クワ科)なのだという。Σ(・ω・ノ)ノ!
見ると確かに枝ぶりや葉がベンジャミン(ゴム)である。

夫婦世界旅行-妻編-ベンジャミン・バニアン
(↑ベンジャミン・バニアンの葉)



ポトスにしても、しかり。
ハワイでは巨大なまでに成長するのね。アップ
これって、やっぱり“マナのパワー”のせいかな?はてなマーク


モアナルア・ガーデンパークの辺りは、モアナルアバレーなる谷があるそうで、雨が溜まる土壌らしい。
目には見えない地中の水の事情が、“不思議な力”に我々人間には見えるのかもしれない。波虹

    
                          つづく