内緒話です。
私がフランスに来たのは、実は前日の日記に書いた”フレンチバロック”にひかれたからでした。でも来てすぐには学校の様子もよくわからないだろうし、ことは簡単に運ばないだろう・・・もし、その選択が思うようにいかなくてもフランス歌曲も学べるだろうし、シャンソンだって学べるではないか!フランスにしよう!というごく単純な「フランス語がいい」だったのです。フランスがいい、ではありません。
1992年に来たとき、すでにちゃんと日本の出版のシャンソン集の楽譜を持ってきていました。楽譜の音を読むのは早い方なので、フランス語に読みなれていけば早くなるだろう、とずっと思い続けてはや10年以上が過ぎます。さすがにこの数年、フランス人のおとなの持ってくるシャンソンの楽譜が、それなりに早く理解できるようになりました。
ごく当たり前の話ですが、フランスはシャンソンの宝庫なわけです。全部が楽譜になっているわけではありませんが、古めのものはかなり譜面となっています。レコードで聴かなくても、楽譜から幸いに音楽をみつけることができます。本当に、山のようにあります・・・名曲も、あまり有名でない曲にもいい曲がたくさんあります。最近は若者相手のオーディション番組のため久しぶりに歌われる曲があり、本当に胸を打つ歌に出会ったら、(ダリダの曲のように)私も歌いたいな、と思います。それはメロディだけではなく、やはり「詩」が主役なのです。
フランスに留学されたシャンソン歌手の先輩の方々は、言葉の大事さをきっとよくご理解されたことでしょう。
最近は最近で、今はやっている曲が好きなので、ポップからR&B、ラップ、ミュージカルとワタシも脈絡がないのですが、ちゃんとプレヴェール&コスマのCDもそろっています。今年はプレヴェールの記念の年のよう。またご報告いたします。
パリの音楽サイト雑歌屋