児童相談所の業務破綻 | 加藤修滋のブログ

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私の役所勤務は全て福祉関係部門での「ケース・ワーカー」。

 

 

以前にも書いた様に役人たる者、常に平等・均一な仕事をすべてと言われていましたが、例によって自分勝手な「カウンセリング」を繰り返していました。

 

 

最近の報道にある「児童虐待」を知るごとにきっと職員の能力問題ではなく「必要な人に必要な行政サービスが届いていないのに決まっている」と思います。

特に自分が「お腹を痛めた」我が子に対する「親にあらざる行為」は見るに耐えないと思いませんか?

 

 

若い頃、1ヶ月に1度と決まっているルールに従わず3日連続して家庭訪問したケースが「シンナー」を吸うビニール袋が顔に張り付いているのを見つけ急遽病院へ!

 

 

ドクターが「あと少しで命が危なかったですね。でもこうした患者は自分を助けてくれると思う人が巡回する時に限ってそうした行動をするものです。加藤さんだから良かったですね」と・・・。

 

 

当然、ルール通りにしなかった私は上司から注意されましたが、後日例のドクターから御礼の電話が入った時の何とも言い難い表情を覚えています。