活字文化は生きている | 加藤修滋のブログ

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日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

私の古くからの友人、梅田君(オール出版社長)より残念な通知が届いた。

「月刊MUSEは・・・休刊させて頂く事となりました。」と言うものです。

「・・・創刊以来11年に渡り地域唯一のライブ専門情報誌・・・今月号をもちまして休刊・・・」。

 

 

彼はかつて「黒船襲来」ごとき「ぴあ」の名古屋進出に敢然と立ち向かい「プレイガイド・ジャーナル」「アコーシティ」等が次々と軍門に下る中、生き残った武勇伝の持ち主です。

 

 

プライベートでも酒の飲めない私とフィリピン・パブへ一緒に行ってくれた事もありました。

彼が長い間培ってきた人間関係と音楽知識は今のSNS時代には不要な物なのでしょうか?

否、決してそうではないと思いたい!

 

 

この地域には経済誌なのに文化情報のインタビュー記事にも注力される「東海財界」(塚本社長は学生時代バンド経験有)

そして、日本有数の地域文化雑誌「月刊なごや」があります。

 

 

新聞のように速報性を求められる活字媒体は、発行部数が風前の灯でも(にも関わらず先日も「号外」に群がる人の姿をテレビが報じていました)「読み物」としての雑誌には存在価値がありますよね!

 

 

梅田さん、「MUSE」お疲れ様でした!