風に立つライオン、今より一層心に滲みる | 加藤修滋のブログ

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言うまでもなく、さだまさしの代表曲(彼にはそうした代表曲が多数あるが)「風に立つライオン」。

 

 

リリースされた1987年と言うと「永田文夫シャンソン研究所」設立年。

永田先生が「多才だね。良い歌だけれど、よほどのひとじゃないとカヴァーできないね」とのお言葉。

 

 

妙に表現しようとしたり、小細工する事なく詞の奥深さと曲の美しさが今、この時期だからこそより心に滲みます。

出て来る単語の中に医師・患者・健康等の言葉があって、ついガザの惨状と重ね合わせてしまうのです。

 

 

考えてみれば彼自身が多くの人の前にスッくと立つ「風に立つライオン」そのものですね。

今、彼の様な歌手が存在する事に感謝したいと思います。