ライブハウスそのものも変化 | 加藤修滋のブログ

加藤修滋のブログ

日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

2000年ごろからライブハウスの主流は

「音楽」の提供以上に飲食売上に流れが変わりました。

 

特に雰囲気の良いホテル・ロビーや、味の良いレストランなどが

お客様サービス的にライブを行うようになりました。

 

売り物が「音楽」でなく「雰囲気」「料理」

場合によっては「グッズ販売」へとシフトする一方、

パフォーマンスできる場所が増えたことから

グレードが高くなくても歌える場としての利用も増えました。

 

中には、「お客様の歌える日」が中心となっている場所も増えてきました。

 

そこへコロナ禍で、飲食や会話でなく「音楽」そのものを求める人しか出歩かなくなった感があります。

 

60名収容のエルムも、

昨年6月に“観客2名だけ”

8月から毎月“観客8名まで”

10月から毎月“観客15名まで”…など

色々なパターンの試行をくり返し
「音楽」そのものが中心のライブハウスへと戻る事を考えています。