Bonjourフランス  福山知沙です。

【Mon fils et le ballet clasique】
息子が2年やってきたバレエ。
(舞台の写真は教室のインスタからお借りしました)

そのバレエを辞めて、
息子はスポーツの習い事とピアノを始める、という選択をしました。

先月、バレエ発表会があり最初で最後かもしれない舞台に立ちました。

幼児期の2年間というのは今の彼の人生の3分の1を占めます。

最初はまだまだ小さくて集中力もなかったのが、
発表会の頃になると振り付けを一生懸命覚え、
自分なりに気持ちを込めて表現するようにもなるなど
かなり成長を感じました。

男の子は少なく、在籍するクラスではたった一人。
そのため発表会では少し目立つ役を与えてもらえたことも、
息子のモチベーションにつながりました。
目立つこと、注目されることが好きなのです。
だんだんレッスンに行くのが楽しみで仕方なくなり、
お稽古前夜には
「あしたは待ちに待ったバレエだ♪」と言って寝ていたのでした。


気持ちの穏やかな女の子の中にいれば喧嘩なんかもせず。
(やんちゃな男子の中にいるとどうしても負けず嫌いに火がついたりして揉め事が多くなる😂)

美しい音楽と、子供たちの可愛い姿、
その中で息子がみんなと楽しそうにバレエのお稽古をしているのを見るのは
わたし自身にとっても癒しの時間でした。
(ふだん男の子の友達相手に癇癪を起こすのに疲れ果てていたので)

ところが😂バレエを辞めてしまうことに。

息子はバレエが嫌いになったわけではないし、
今も好きだけど…
スポーツをやりたい。
そして、ずっとやっているバイオリンとはまた違うピアノは、
押せば正しくその音が鳴る魅力的な楽器。
ママもピアノを弾いている、だから僕もやりたい。という気持ちになったよう。
(そのほかスイミングにも行っているので習い事で曜日が埋まってしまう…)

その気持ちは分かっている、
分かっているんだけど、
息子がバレエを辞めるなんて寂しくてたまらない。
発表会後、
息子が決断したあと数日は
なにをしていてもそのことが頭から離れず、
考えると涙が出てしまいました。

こんな寂しい気持ちになるなんて思わなかった。
子どもが頑張ってきた習い事をやめるとき、
親としてこんな感情になるなんて知らなかったです。

応援してきた時間がとても好きだったから。
これからもこういうことあるんだろうな。

発表会、大成功でした。
(控え室^_^)

どうすればあと少し見栄えが良くなるか、
その昔踊る仕事をしていた私から、
息子へのお節介なアドバイスもしました。
本番は特訓したアラベスクが綺麗に決まって。

そして大好きな仲間たちとのお稽古を思い出して
素敵に踊ってくれたんだなぁと愛おしかったです。

2年間お世話になった先生の踊りはまさにまさに素晴らしくて、
コロナ禍でなかなか芸術に触れる機会がない今、
感動をもらいました。

そしてなんと、私がバレエを再開することにしました😅
お世話になった先生ともう会えず、
毎週通ったスタジオにも行けない!
と寂しい気持ちは、
あ、私がバレエを再開すればいいんだ、と気づき😅

子供の頃モダンバレエ、
高校大学社会人とジャズダンスと基礎のバレエ、
巨人軍マスコットガール、 
そのあとも趣味のバレエ、、、
と踊ってきた歴史だけは長いですが、
バレエはなぁ、、
体が全くバレエの人ではないです。

そして産後ブランクも長い!

体も硬い。骨盤ゆがみまくり、ターンアウトなんて全然できない。
覚えも悪い。たぶんセンターできない。

さあ、どうなるか。

なにより、新しい道を歩む息子を全力応援^_^!
初めてやりたいことを自分で見つけたんだもの。
(息子が始めたスポーツは、テニス!)

(ピアノも順調。バイオリンでト音記号には慣れているので、ヘ音記号を勉強中。
指番号も、バイオリンとピアノではちがうね)