ブログを書くのが遅くなってしまいました。
里見香奈女流王座に西山朋佳女流二冠が挑戦しているリコー杯女流王座戦、
第2局までは一勝一敗ですすみ、、、
11月27日の第3局のため、
関係者一同は前日に福島県郡山市に到着しました。

まず、宿舎近くの安積国造(あさかくにつこ)神社でご祈祷。
第3局が無事行われ熱戦となるようにとみんなで祈りました。


そのとき、カメラマンの清水健さんが撮ったこちらの写真がとても良いなと思いました。
お二人ともお雛様のように愛らしいです^_^



ご祈祷後、対局者を挟んで同行した棋士・女流棋士の皆さんが写真撮影をしました。


このあとは検分など。


わたしはリハーサルのために16:30頃前夜祭会場へ。



郡山のお客様、大勢いらっしゃいました。

リコーと将棋連盟が共同開発した、
「リコーAI棋譜記録システム」は郡山でも展示。
谷口由紀女流二段も興味をお持ちのようでした。
横にいらっしゃるのは開発者の木曽野さん!

棋士代表で中村修九段にご挨拶の言葉をいただきました。


今回、余興はフラダンス!アローハ♪マハロー♪と、フラスタジオの方の高らかな声。
ゆるやか〜な空気が会場を包み、対局者のお二人ともリラックスした、というご感想をいただきました。


さて第3局前夜祭でも抽選会が。
真剣勝負を翌日に控えているにも関わらず、、

お二人ともにこやかにご協力くださいました!

景品はこちら。
神社で撮った写真入りのトートバッグ、




そして、大好評の似顔絵イラスト入りファブリックパネル!
翌日、このイラストの作者の方とお会いできました!
本当にそっくりに描けていて、可愛いし素晴らしいです。


この後お二人から明日への意気込み。
「最高の環境を用意していただいた。感謝の気持ちを忘れず、盤上に集中して頑張りたい」。


「福島県に来るのは3度目で、縁を感じる。感謝の気持ちを込めて一手一手指し進めたい」。


翌朝の控え室。

朝の対局開始のとき対局室に入らせていただきますが、
張り詰めた空気を目の前に毎回緊張。。
今回は西山女流二冠も黒のスーツで、
里見女流王座とそっくりなお姿。
先手の西山女流二冠の中飛車で始まりましたが
手つきが力強く、びっくりしました。


こちらは控え室から見える対局室。


大盤解説会が始まる前、谷口女流二段と塚田女流初段が色紙を書いていました。
将棋の先生方は、将棋も強いし、トークも書道もお出来になるとは改めて天才の集団だと思います。

そして今回会長が同行されていましたが、
価値の高い色紙が、こんなにも無造作に、、、笑
乾かしている途中なのですがそれにしても^_^

解説会の様子!




女性二人のコンビも!

解説会場と控え室とを行ったり来たりして見学させていただきました^_^


15時頃まで現地にいて失礼しました。
最後に中村修九段と!

勝負は先手の西山女流二冠の勝利、奪還に王手がかかりました。
里見女流王座が踏ん張るのか、それとも、、、という第4局は東京の将棋会館で12月4日に指されます。

思い出すと開幕の高知のときはまだ暖かくて
陽射しが夏のようでした。
第3局まで進んだ今はすっかり冬。
季節の移ろいのなかで繰り広げられる勝負、
対局者の気持ちもそれだけ長い間番勝負への集中力が続いているということで、
風邪を引かずに心も体も元気に!
力を出し切っていただきたいな、と思いました。