初めてのひとりで歌うライブが無事終わりました。
ここ２年ほどで、ジャズが本当に好きになってきています。
それまでは人づてに紹介していただいた舞台で、
シャンソンを数年に一度歌う頻度だったのを、
ジャズに幅を広げてもっと本格的にやっていきたい！と思うようになってから、
初めてのライブでした。
こんな内容で歌いました！
1st stage
・Lullaby of birdland
・Night and day（トランペット風のボイパでアドリブもしました）
・It's all right with me
・But beautiful
・Can't take my eyes off you
2nd stage
・You'd be so nice to come home to
・Desafinado
・No more blues
・Chez moi
・Perhaps perhaps perhaps
3rd stage
・My baby just cares for me
・Isn't it romantic ?
・Love me or leave me
・Tea for two
・The party's over
以上15曲、自分の好きな世界観で組めたと思います。
今回、初めてのライブをするまでの道筋とこれからのことを書いておきたいと思います！
ジャズを歌ってみたい
2017年2月に、
日本を代表するジャズドラマーの松尾明さんのところへ弟子入り！しました。
囲碁将棋界的に言えば、わたしは松尾門下です。
もとは、直近に控えていたシャンソンコンサートで歌う曲をジャズっぽく歌えたらかっこいいかな！ということで、
ジャズのリズムを習うためにスクールを探していました。
調べるうち、松尾さんのスクールに魅力を感じて行ってみることにしました。
松尾さんはドラマーなので、
色んなリズムの種類を教えてくださったあと実際にわたしにもドラムを叩かせてくれました。
そうすることで、体になじんだリズムを感じながら歌うことが出来るようになります。
ほか、拍の取り方、感じ方を教えてくださいました。
こういうことを早くから丁寧に教えていただき本当によかった！
しかもそれだけでなく松尾さんは私に期待をかけてくださいました。
褒められて伸びるタイプ・・・笑
でも何気ないお褒めの言葉が、とても自分の励みになるってことありませんか？？
私は松尾さんの言葉にずいぶん励まされました。
セッションで武者修行
松尾さんのスクールは、ちょうど一年通ったところで区切りをつけました。
かなり色んなことを教えていただいたので
ここからはそれを熟成させなくちゃ、とボーカルセッションに行くことにしました。
セッションとは、ミュージシャンの方がホストとなり、参加者からその場で渡された譜面を演奏。楽器の参加者は一緒に演奏し、ボーカルは歌います。
仕事も子育てもある私にとって
行けるセッションは限られているけど、
とにかく行ってみよう！と
初めてセッションに参加したのは2018年の4月のこと。
第一線で活躍するジャズピアニストのぱくよんせさんのセッションでした。
このときはまだ私のカウントの出し方も曖昧で、
自分のイメージする演奏をするためにミュージシャンの方にどうカウントを出すのか、
その大切さを知りました。
レパートリーも少なく、譜面が数曲分手元にあるだけ。
色んな曲を覚えなくちゃ、とも思いました。
ぱくさんのセッションにはその二ヶ月後にも行けたのですが終わった後、
「別人のように上達していた！」と言っていただけて、これもまた大きな大きな励みとなりました。
それからはタイミングを見つけて行けるセッションに月一、二回参加。
セッションとはいえ、ライブと同じように人前で歌います。
毎回3〜5曲、かなり本番の感覚が鍛えられました。新しい曲も毎回入れたし、ミュージシャンの方からの譜面づくりのアドバイスや、
他のボーカルの歌い方など勉強になりました。
外谷東さん、リンヘイテツさんといった活躍されているピアニストの方とのセッション、
参加したボーカルの方も熱心な方が多く音楽って楽しいな、と毎回実感しました。
セッション先でライブのセッティング
こうしてセッションに通い始めて3ヶ月経った7月の終わり、
それまで行ったことがなかった初めてのお店で
「うちの店でライブをやってみませんか？」とお声がけいただきました。
それが今回の初ワンマンライブのお店です。
光栄なことなのですぐにやります！！とお返事しました。
本番まで4カ月弱あったので余裕を持ってセッションや自宅での練習が出来ました。
弱点の低音の出にくさを克服しようとボイストレーニングにも通い出しました。
譜面も読みにくいものはなんども書き直して、
手書きからソフト作成に変えたり。
フライヤーもすぐ作りました。すべて夜中にイソイソと笑
ピアノデュオを組む
また、初ライブのセッティングと同時にセッションで出会ったピアニストの神多恭子さんからは
ピアノデュオをやってみませんか？とお声がけいただきました。
それに向けて恭子さんのご自宅で月一回練習。
よりカッコイイ音、参考にするといいボーカリストなど色んなことを教えてくださりわたしのお姉さん的存在です。
浅草ジャズコンテストやフランス語で歌うコンテストの音源審査に向けたレコーディングは、
恭子さんにピアノをお願いし、恭子さんのご自宅でエンジニアの方と行いました。
そのおかげで２つのコンテストともに、音源審査に通過！これで弾みがつきました！
ライブの出来、そして集客
さて、昨日2018年11月16日の初ワンマンライブ。
最初こそ少しだけ緊張したけど、あとは伸び伸び、わたしらしくできました。
何しろ自分が大好きな曲だけを集めた、ジャズスタンダード、ボサノバ、ラテンにポップスの15曲。幸せでした。
ジャズの歌詞にはドラマがあるし、
しかもそれが普遍的だったりもするのでお客様にも感情を共感してもらえるようなMCを心がけました。
MCは、一応プロですので、一切気負うことはありません。
司会のときより砕けて自然な感じで喋れたのが楽しかった^_^
演奏も上手くいったと思います。
どういうフィールで歌うか、なんの楽器から始めるか、自分で出したアイデアをミュージシャンの皆さんが面白がってくださったのが嬉しかった。
8人ご来場！ありがとうございます😊
なかでも中倉宏美女流二段は、私が歌うときには必ず来てくださって本当に感謝です。 お友だちのふみちゃんももう何度も来てくれて、
あと二人とも私とも仲良しな囲碁インストラクター長井多葉紗ちゃんも音楽大好き！ってことで楽しんでくれました^_^
でも、集客は本当に難しい。
今回、SNSへの掲示とフライヤーの手渡しのみの集客でした。
セッションで私に興味を持ってくださった方にフライヤーを手渡しして来ていただけるように、
と思っていたのですが今回はあまり実を結ばず！
もっと努力して次回に期待します。
知人や友人への直接のお誘い連絡はしませんでした。
それは、今後もライブをやるとき皆さんのプレッシャーになったら嫌だな、と思ったからです。
ブログなどを見て来てくださった方がいたのは本当に嬉しかった。
私の歌を聴いてみたい、と思ってくださるからこそだと思うので、とてつもない励みとなりました。
師匠の松尾さんもこっそり来てくれました。
松尾さんとのライブも来年2月に決まっています。
来年は一緒に活動する予定です。
これから応援してくださる方を増やすために、
実力を磨き、
まず２つのコンテストで賞を取ることが目標。
今日2018年11月17日の、フランス語で歌うコンテスト、
2018年12月8日の浅草ジャズコンテスト、
とにかく頑張ろう！
（11/18追記:フランス語で歌うコンテストでは、グランプリに次ぐ「フランス語進歩賞」をいただきました！）
ライブにぜひお越しください！
新しく作ったホームページにライブ出演情報を載せています。
2018/12/28 fri.
start/19:00
投げ銭＋drink or food
福山知沙(vocal) 神多恭子(piano)
2019/1/12 sat.
start/19:30〜
福山知沙Birthday Live
神多恭子(piano)
music charge / 2300円＋ご飲食代
※１月生まれの方、
バースデーソングをお名前入りで
歌います♡
2019/2/1 fri.
時間等 詳細未定
松尾明トリオ（師匠と初ライブ！）
ジャズをあまり知らなくても大丈夫です、
わたしもまだまだ知らないことがたくさん！なので^_^一緒に楽しみましょう！