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角川シネマ有楽町でやっていた、フランス映画を観てきました。

「フランスが世界に誇る名優たちの代表作を一挙上映!」というもので、
アラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャンヌ・モロー、ジャン・ポール・ベルモンドの代表作がそれぞれ2本ずつ上映されていました。
 
真っ先に観ようと思ったのがカトリーヌ・ドヌーヴの「昼顔」。
好きな女優さんなのに、出演作は「ロシュフォールの恋人たち」「シェルブールの雨傘」そしてその後何年もあとの「8人の女たち」しか観たことがなかったのです。

「昼顔」は有名ですが一応あらすじを!
裕福な若い主婦が実は性的トラウマを持っていて、知り合いにそそのかされた結果、
夫に内緒で娼館で働き始める、というものです。

観た感想は、「想像よりもコミカルだった」ということ!
客の男たちが揃いも揃って変人なので、
笑えてしまうところもありました。

そして何より、ドヌーヴが美しすぎる・・・
撮影当時23歳くらいだったそうですが(しかももう男の子をひとり産んだ後)、
その若さでその色気、その優雅な雰囲気、と圧倒されました。

そしてイヴ・サンローランの衣装が本当にすてき。
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シックでエレガント。
そしてすごくカトリーヌ・ドヌーヴに似合っている。

公開されて50年経っても
まだまだ色あせないおしゃれさは、
後世にずっと語り継がれるんだろうな、と思いました。


あと、フランス語を勉強してきて思うのは、
こういうちょっと昔の時代の映画のフランス語はとても聞き取りやすいということ。
日本映画でも例えば小津作品に登場する役者さんたちはみんなハッキリ喋りますが、
それと同じなのかなと思いました。

現代のフランス映画でスラング表現なんか出てきたときにはさっぱりわからないです。