港区主催のコンサート「シャンソンのブーケ」が
昨日赤坂区民センターで行われました。
私はボーカリストの一人として歌いました。
このコンサートは、「J'aime chanter フランス語で歌うコンテスト」という毎年開かれている催しの主催者であるピエール=ジルさん、そして歴代の受賞者6人によるものです。
港区主催としてJ'aime chanter関連のコンサートが開かれるのは初めてのこと。
わたしは第10回(2010年)コンテストの受賞者として出演させていただきました。
Comment te dire adieuさよならを教えて
という曲をソロで歌いました。
セ・シ・ボンの1番の途中まで、公開いたします
(アメブロは1分動画)
ピアニストさんは、シャンソン界の超ベテラン・上里知巳さん。
上里さんのピアノは本当にカッコいいんです!
そしてベーシストは、わたしの実弟!!
初めて一緒に舞台に立ちました。
両親も観に来ました。母の日のいいプレゼントになったかもしれません。
そしてピエールさんとのデュオ。
ステージ制作としてコンテストを長年支え続けてくださった、松浦進一氏に捧げる曲です。
松浦さんは二年前に亡くなってしまいました。
今回のコンサートの大切な目的のひとつは、松浦さんへの感謝を捧げることです。
いつも穏やかな表情で、出演者をやさしく見守ってくださる方でした。
歌手である奥様、そしてお父様と同じステージ制作の道に進まれた息子さんにもお力をお借りし、
松浦さんへのオマージュを捧げることができました。
初めての「港区主催」という冠がついた今回、
わたしの大切な方々が応援に来てくださいました!
将棋界のみなさん。
瀬川五段、中倉女流、いつもお世話になっている大好きなみなさん!
深浦九段とリコー杯の馬上氏も駆けつけてくださいました。
なんと港区議の有働巧さんもお越しくださいました。
わたしは偶然にも今年度、港区の広報番組のリポーターとしても活動していますが
色々な方面で港区にお世話になっているなあと思います。いつか港区に引っ越さなければ!笑
そして、尊敬してやまない私の恩師、ジャズドラマーの松尾明さんも駆けつけてくださいました。
昨日はお顔を見た途端、涙がでちゃった。
松尾さんから教えていただいたことをまだまだ活かしきれていない私ですが、
どれだけ松尾さんから力をいただいたことか。
しかも松尾さんは、ピアニストの上里さんと古いお知り合いで(まったくの偶然で驚愕)、今回何十年ぶりという再会の橋渡し役を出来たことも光栄に思いました。
さて・・・
オーガナイザーのピエール=ジルさん!
年齢的にいってもほとんど父と娘くらいの間柄かもしれません。
いつも気にかけてくださり何度同じステージに立たせていただいたことでしょう。
これは2011年のコンテストのときのもの。
これまで思い出がたくさん。
今回のステージ制作にあたっては二人でいろんなことを相談し乗り越えてきました。そういう役に抜擢してくださったことにとても感謝しています。
在日フランス人協会(AFJ)の粟野みゆきさん。
一部の最後にAFJのコーラスの方々が歌ったのですが、そこで指揮をつとめました。
今回、実はわたしは字幕を作成し送出する裏方としても活動していたのですが(放送局出身なだけに)
私がステージに出ている時は粟野さんが手伝ってくださいました。
素晴らしい共演者たち!
同じコンテスト出身、というのは同じ学校出身ということにも似ている気がします。
コンテスト以外に何度も一緒にやったメンバーもいますが初めてお会いする方もいました。
でもすぐ打ち解けました。
そして、様々な方にコンサートの準備を支えていただきました。
港区の杉本さん、毎回ピエールさんのステージで制作補助をしている繁松さん、ほか色んな方にお世話になりました。
私は、歌うことを続けていきたいな、と思っています。
本業のフリーアナウンサー業は言わずもがなもちろんなのですが、
最近デビューした!?絵本作家業も続けるつもりです。
何年かかってもかならず次の絵本を描きます。
なんの世界にしても全て、甘くはないのはわかっていますが、努力します。
これまで好きなことが色んなご縁で結びつき、
誘っていただいたことで実現した話が多く、
それはすごくラッキーなことだと思います。
でもこれからは、その与えていただいたご縁を自分で活かしていかないといけないと思っています。
家族が応援してくれているのが何よりありがたいことです。
大事にしていきます!