地震の起きた熊本に、父方の伯母と従兄弟家族が暮らしています。

熊本市中心部ですが幸いにも家は無事、
揺れの激しかった16日の夜は車で寝たようですが
その後は家で過ごしているようです。

熊本への配送を再開した宅配会社を使い、
物資を届けようと何が欲しいかと聞くと、
従兄弟のお嫁さんの実家が福岡にあることから、
車でたくさん届けてもらったそうで
当分はなんとかしのげそうだと聞きました。
コンビニも開いているから品数少なくてもどうにかなるわ、とも。

水道はチョロチョロしか出ないのでお風呂に入れない、
ただ、銭湯は開いているので行けば入ることができるとも聞きました。


また従兄弟には一歳半の子供がいるのですが、
電話口で元気な声を聞かせてくれたよ、と母が言っていました。

そして従兄弟たちも医療関係の仕事であることから
すぐ仕事に復帰しているようです。


つまり、とりあえず今のところなんとかやっているから心配しなくていいよ、とのことでした。
お嫁さんのメールでは『わたしたちは今回のことでまた家族になっていっている』とありました。
家族で力を合わせて前に進んでいくよ、という強い気持ちが感じられました。



でもやはり心配です。無事だという親族のことも
避難生活が続いている方々のことも。
そして熊本全部が。大分が、九州が。

情報を見てはため息、
いやこれじゃだめ、何か行動に移そう、
物資は全国から届き始めたらしい、でもなかなかうまく分配するのが難しいらしい、
じゃあ東京にいる自分はなにができるか…
なんだかもどかしい、
一番もどかしいのは被災して困っている方々なのに…
もう言葉にできない気持ち。


自宅などの倒壊で亡くなった方、土砂災害で亡くなった方、本当に心から悔しいことです。


車中泊が原因でエコノミークラス症候群で亡くなった方もいらしたと…
ご冥福をお祈りします。


余震がおさまらないのも不安で大変なことだと思います。

どうかこれ以上の被害が出ませんようにと祈るばかりです。


去年の今頃、熊本に行きました。
そのとき熊本の良さを改めて感じたことを綴りました。

まさか1年後にこのようなことが起こるとは思わなかった。

熊本の素晴らしさがどうか失われることなく
将来にわたってかわらない魅力を持ち続けていられるようにと切に願います。