おととい27日、
大阪でおこなわれたリコー杯女流王座戦五番勝負第三局の前夜祭で、
司会をさせていただきました。
谷川浩司会長もお越しになりました!
加藤桃子女流王座と伊藤沙恵女流二段。
ここまで、ともに一勝一敗で第三局を迎えたお二人です。
リコーのプロダクションプリンターで印刷したものです)
対局当日の将棋イベントに出演する棋士、女流棋士の皆様も
対局を通じて二人の過去やこれからのドラマを見届けて欲しいとお話しされていました。
加藤女流王座と伊藤女流二段は
小さな頃から将棋を通じた親友。
ともに奨励会で切磋琢磨しあっていたお二人が
お互いに口にしていたのは、
とにかく真正面にぶつかり合いたい、という言葉でした。
結果、本局は持将棋、引き分け。
女流棋戦ではとても珍しいことと聞きました。
対局中にTwitterでつぶやかれていた形勢を
わたしもときおりチェックしました。
難しいことはわかりませんでしたが
一方が畳み掛ければ一方が持ち直し、
形勢逆転してまた持ち直し。
お互いが粘り強く、まさに真正面からぶつかり合ったとてもすごい将棋だったことがわかりました。
そういう姿って本当にすごいな、美しいな、と思います。
今期のリコー杯女流王座戦、
このあと一体どうなってしまうのでしょう!?