第４期リコー杯女流王座戦の就位式で
司会を務めてきました。
第１期から毎回声をかけていただいて、
この棋戦は最初からずっと、
前夜祭や就位式の司会として携わらせていただいています。
将棋のタイトル戦のなかではとっても親しみがあり
『私にとって特別なもの』、と言えます。
しかし！
一番その言葉がふさわしいのは、
言うまでもなく加藤桃子女流王座です。
記念すべき第１期、
16歳で女流王座を獲得し
第２期に初防衛、
第３期は失冠するも今期見事に復位。
リコー杯の歴史はそのまま加藤女流王座の歴史で
やはりご本人もこの女流王座戦は特別なものだと語っていらっしゃいました。
いつも就位式で話題になるのは、
加藤女流王座による謝辞。
ひとつひとつ丁寧に選んだに違いない言葉で、
周りのあらゆる人たちへの感謝の思いを表現します。
それが多くの来場者の心をとらえる、
素敵な謝辞なんです。
若いのに立派、
ということではなくて、
人として思いやりがあって謙虚で、尊敬せずにはいられない魅力的な女性です。
奨励会でもプロ四段を目指して研鑽を積まれているので、
今後ますます輝いてほしいなと思いました。
今回、花束贈呈に駆けつけてくださったのは
囲碁界のスーパーウーマン、謝依旻女流二冠！
初めてプレゼンテーターを務めるにあたって
直前までかなり緊張していましたが
やはり本番はさすが。堂々としていました！
ダンスとウクレレ、わたしとまったく同じ趣味をもつしぇいちゃん。
たまにしか会えないけど、
話し出すとなんだか心地よくて楽しくおしゃべりさせてもらっています
今度プライベートでも会おう！と約束しました
リコーさんが主催の女流王座戦。
お土産には当日に撮影した写真を
リコー製のプリンターで印刷して作られたカレンダーなどが配られました。
帰宅後、
これを見ながら就位式のことをあれこれ思い出し
幸せな気持ちに浸りました
そして加藤さんが勝負の感覚を磨くための新しいチャレンジとして
スポーツ観戦や囲碁の勉強を始めたと話していたことや、
彼女の終宴後の立派な態度も思い出していました。
最後まで会場に残ってみなさんに挨拶していたなあ…、
疲れているはずなのにすごいなあ、と
私も新しいことへの挑戦や周りの人への感謝、
忘れずにいよう！と刺激をもらいました