声楽家・メンサー華子さんのソロリサイタルに行ってきましたニコニコ

フランス語の教室でご一緒していて、
今回はクラスメート四人で
華子さんの歌を聞きに音譜

素晴らしかったですラブラブ!ラブラブ

華子さんの歌声はもちろん、
『こういう歌があるんだなあ、いいなあラブラブ』といった選曲や、
華子さんのトークもすごく面白かった!!

イタリア古曲、フランス近代歌曲につづいて日本の歌を歌われていて、
強烈に印象に残ったのが佐藤春夫作詞の『秋刀魚の歌』目
男がひとり秋刀魚を食べながら愛するひとを思い涙する、という歌です。

華子さんがMC中に語ってくれたエピソードがあります。
佐藤春夫は谷崎潤一郎と親交がありましたが、
谷崎の妻と恋におちてしまった。
谷崎は自由な恋愛を支持したので、
自分の妻を佐藤に譲る約束をしたが気が変わってこの約束を反故にした。
傷心の佐藤は、愛するひとを思って『秋刀魚の歌』を書いた、ということです。

『さんま さんま さんま苦いかしょっぱいか
そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや』

さんまという言葉がこんなにしんみりとロマンチックに聞こえたことはないな、
と思いました目
華子さんの歌、ほんとうに素晴らしかったです。

アンコールに歌ってくれた、
『そこにあなたがいてくださることは』という歌も初めて聞いたのですが、
日常の幸せに気づかせてくれるすごくいい歌でしたひらめき電球

音楽を聞く、ということは
心にいろんな刺激をくれて
いい時間を過ごしたなあと思いますニコニコ


リサイタルの前に行った女同士四人のランチもいい時間でした。
イタリアンのランチを食べながら
たくさん笑いましたラブラブ!
久々に羽を伸ばして、
心に栄養が行き渡った一日でしたニコニコ合格