先日東京オペラシティに行き、
現代音楽の演奏グループ『アンサンブル・ノマド』の定期演奏会に行ってきました。

私自身なじみがある現代音楽といえば、
ジョン・ケージの音楽。
グランドピアノの弦にねじや消しゴムなどを挟んだ『プリペアド・ピアノ』での演奏や、
まったくなにも演奏をせず、無音の時間を繰り広げる『4分33秒』などが有名な、
とても前衛的な音楽家として知られています。


今回、アンサンブル・ノマドはもちろんジョン・ケージの作品も演奏しました。
『居間の音楽』という作品。
リビングルームのようなセットのなか、
男女四人のボイスパーカッションのセッションで始まります。


そのうち、複雑な手拍子が加わったり、
鉢植えを棒でたたいて音を出したり、
デッキブラシで床をこすったりして、
演奏というよりパフォーマンス。
ですが、
メンバーはそれぞれが世界的に活躍する音楽の精鋭集団なので、やはりさすが。。。
とても気持ちいい『音楽』に聞こえるのです!!


ほか、おどけた道化師を演じるクラリネットのソロ、
マリンバのデュオなどを始め、
最後は弦楽器、管楽器、ピアノ、パーカッションの11人によるサン=サーンスの組曲が、
独自の解釈で演奏されました。


本物のプロが、まじめに遊びをやっているようなかっこよさを感じ、
わくわくしながら聴いていました音譜

そして耳で聴くだけでなく、目で見ても楽しい演奏会でしたひらめき電球


お腹の子は、
マリンバのデュオのときにものすごく反応。
陽気なコロコロした音に合わせて、
ボコンボコン動いていました目

そのあとの、比較的シュールな曲のときは動かなかったので
これは難しかったのかもにひひ