広尾にある国際協力機構の施設、
JICA地球ひろばにて
モロッコの魅力を紹介する講演会が開かれましたニコニコ 

モロッコといえば…、
アフリカ・ヨーロッパ・アラブの文化が入り交じる独特の世界観!
そして砂漠や山脈、地中海などの豊かな自然クローバー

会場には、


こういうきらびやかな雑貨や
甘いミントティーを飲む茶器が飾られていたり…音譜


それに…、

アルガンオイルやローズウォーターなど
天然の恵みによって作られた化粧品も展示されていましたラブラブ



わたしはモロッコの民族衣装を試着して
ラクダさんとパチリコスモス



講演会が始まる前に
すでにモロッコを満喫しましたブタ黄色い花


今日お話をしてくださったのは、
前駐モロッコ特命全権大使の広瀬晴子さんと、
モロッコの化粧品を扱う会社の専務取締役・板橋マサ江さんニコニコ


お二人とも写真のスライドや映像を交えながら
モロッコに滞在して見てきたことや感じたことを
お話してくださいました音譜


面白かったのは、
モロッコでは男性はまったく働かず
女性だけがもくもくと働くという話!

男性は働きたくても仕事がないので
一日中ふらふら遊んでいる人が多いそう目

女性は、裕福な家の家政婦として働くのが一般的でしたが、
最近では世界的に人気のアルガンオイルをはじめとする化粧品関連の仕事が増えているそうです!


そのアルガンオイルを生み出すアルガンの木は、
世界でも唯一モロッコだけに生える木霧
実から種を取り出し、
さらに種を女性たちが手作業で割り、
芯の部分を使ってオイルをつくります。


アルガンの木はトゲだらけなので
基本的に人間が実をとるのは難しいそう。

じつは山羊が活躍するのだそうです足あと
乾燥した砂漠で喉がカラカラの山羊さんたちは
トゲに耐えながらアルガンの木にのぼりますひらめき電球


そして実を頬張ると、
そこらへんに『落とし物』をしてから
去っていきます。


そこで人間は『落とし物』の中から種を取り出し、
オイルづくりに励むのだそうです目


アルガンオイルは良質のビタミンEが含まれていて
世界的に注目されていますが
あまり大量生産できないし、
そもそも木が足りなくなっちゃうので、
ちょうどいいバランスが大事クローバー

人がお金儲けするためではなく、
自然からの恵みをちょっとだけ分けてもらうという気持ちが大切だそうです黄色い花
だから農薬なんて使って、
木を不自然に増やそうとは全然思わない。


モロッコの人はおおらかな人が多い、とも話していました黄色い花
うーん。日本を含め、
なかなか他の国ではこんな発想にはならないような気がして、
モロッコという国を実際に訪ねてみたいなーコスモスと思いましたニコニコ


さて今日の食事はやはり、
モロッコを代表する料理『クスクス』。


私も家でよく作るんだけど
外で食べると改めて美味しいラブラブ


モロッコ三昧の1日だったなあラブラブ!