旅に行くと、その場所で交通の便がよいかどうかは
とても重要ですよね。
台湾はその点とても便利でした。
★まず台北市中心部の地下鉄がすばらしく便利でした。
日本の東京メトロのようにいくつかの路線があり、
本数もたくさん。
駅はきちんと整備され、
標識もわかりやすいといった具合です。
そして切符はありませんでした。
そのかわりトークンというコインのようなものを買います。
乗るときはこれを改札にパスモの要領でかざします。
降りるときは改札で回収されます。
地下鉄で周りの人を観察すると
若い人はみんなスマートフォンをいじっていました。
日本と同じ光景です。
でも、一人だけもくもくと
ルービックキューブに夢中の若者がいました。
★それから鉄道。
ちょっと遠出するときに使います。
台湾をぐるっと一周する台湾鐵道というのがありますが
なかなかレトロな味わいがあります。
私はキュウフンという、
台北から50分ほどの観光地に行くために
鉄道に乗りました。
ディーゼル機関車のため、
ホームは独特の臭いに包まれていました。
車窓から眺める景色も、
なんとなく日本の田舎風景のようでした。
駅弁が似合う感じ。
ちなみに、もともとこの鉄道は
日本が台湾を統治していた時代に作った路線が
生かされているそうです。
★そしてタクシー。
とにかく安い
1メーター70元なのでおよそ200円くらい。
日本にいるときより気軽に使えます。
だいたい行き先を伝えるときには
筆談で乗り切りました。
漢字を使う国はこういうところが便利ですね。