原発巣不明の卵巣がんです -20ページ目

回想7・・・手術

7月5日手術日当日になりました。

手術は11時の予定でしたがその前に別の手術が

入っているので多少時間が前後する可能性があると

聞きました。


朝医師(主治医ではありません)がきて点滴のルートを

取り付けました。

私の場合血管が見にくいらしくどこに刺そうかあちこち

探している感じで時間がかかります(>_<)。

結局手の甲のあたりになりました。


手術後は個室で過ごすという事で手術のちょっと前に

個室に移動しました。(本当は前日に移動予定だったの

ですが個室の空きがなかった為手術の直前に移動

したのです。)点滴棒を持っての移動になりました。


少し遅れ気味だったようですがそんなに誤差は

感じずに手術室に行くように呼ばれました。


当日は母親と妹と義母(旦那はいませんが旦那の

家族との付きあいは変わってませんので)が

来ていました。子供は保育所に行っていました。


家族は手術の間病室か食堂で待ってて下さいと

指示がありましたので手術室に向かうエレベーターの

前でしばしのお別れです。


看護士さんと手術室へ向かいました・・・。


手術室に入り名前の確認手術名(卵巣腫瘍摘出術ぱす)

の確認ごベットに(手術台は普通のベットより狭いです)

横になり背中に管を刺すため横向きで背中を丸めて

膝をかかえ(体操座りのような格好です)麻酔科の先生が

よろしくお願いしますと言った後背中に針を刺していましたが

ここはどう?ちょっと痛いです・・・。ここは大丈夫?

とかやりとりしてました。3~4回やったような気がします。


背中の管を通す作業が終わった後仰向けになりました。

手術された方は皆そうだと思いますが麻酔が入りますので

手術中の記憶は全くありませんZZzz....。


目が覚めた時には手術は終わりぼ~っとした頭で病室に

運ばれていくのを感じました。直後は頭がぼ~っとしていたので

結構記憶が曖昧なんです(;^_^A。

病室に運ばれた後取った部分を見せるのと説明があるとのことで

家族が呼ばれました。

その間一人になったのですがどのくらいの時間たったの

だろうというのが気になりました。


しばらくして義母が5時間近くもよくがんばったねと言われ

その一言で自分ががんだという事を悟りました。

ああ悪性だったんだ・・・。だめだったんだ・・・。

絶望感は感じましたが涙は出ませんでした。

思考力がしばらく止まってしまいました。

分かっていても現実を受け入れてなかったんだと思います。

妹に悪性だったんやね・・・と話したくらいであんまり

結果の話には触れる事ができませんでした。


最悪な日でした・・・。







手術の時もらったプリント


原発巣不明の卵巣がんです-shujyutu

手術の時にこういうプリントをもらいました。

画像のアップはできましたが大きさの調整とかが

分からなくて全然見えない~って感じです。


いい方法があれば教えて下さいm(_ _ )m・・・。


他にも資料はありますがこんなんじゃ意味

ないよね・・・(^_^;)。


ちなみに画像はJPEGで保存してあります。

スキャナーで取りました。


PDFも持ってますがブログにはUPできませんので・・・。


希望者がいれば個別に対応した方が早いのかな・・・。




水腎症・・・ステント留置へ②

長々とすいません。


ステントを入れる日が9月17日(昨日ですね)

だったのですがこの経尿道的尿管ステント留置術という

手術として扱われていますが女性の場合は麻酔も

ないし時間も30分もかからないし外来でできるし

なんか手術っぽく感じてません・・・。


この手術はレントゲンの部屋で行いました。

まず着替えなんですが上は開きの病衣(この病院は

検査の時や手術のときこのパターンが多いです)

下は不織布の股の所がパックリあいたズボンを

着用します。


そして寝転がり足を広げ(足をおく台があるので

そこに足をのせます)なかなか恥ずかしい格好

ですね。紙のシートをかけてあるので先生が

作業している所はあまり見えませんでした。

麻酔してないからいろんな意味でリアルに感じ

ますよ。


カメラを入れて処置をするのですがモニターが

頭の上にありカメラが入っていく所が見えました。

あっ血が出てる~とか奥に動いてる~とか

なんだかんだで見ちゃいましたね。

カメラが動いたりすると痛い時があるのでさすがに

ずっとはみれませんでしたが・・・。

それなりには痛みがありますので3ヶ月に1回

交換をすると思うと憂鬱です・・・。


終わった後診察し痛み止め(ロキソニン)と細菌の感染を

防ぐための抗生剤(セフゾン)の処方箋をもらい会計して

帰りました。

会計時に予想より請求金額が高かったので(普段外来では

一万超えることはめったにありませんでしたが今回は

2万超えてました)次回はできる限り入院中にやりたいなと

思ったのでした・・・。


当日はお腹や腰がちょっと痛かったです。

そして尿を出すのがちと怖いのでそ~っと出すように

しています。

今日は痛みはそんなにないですがまだ血尿です。

何日くらいで元にもどるのかな・・・?


痛い思いしてるんだから腎臓の機能戻ってね・・・。






水腎症・・・ステント留置へ①

昨日調子が悪くて書けなかったので今日再度

昨日の事を説明します。


一見がんの治療とは関係ないと思われますが

私の場合は摘出手術をしたのが原因の可能性が

高いとの事ですのでおどすわけではありませんが

こういう場合もあるんだよという事で入れる事に

しました。


まあ縁のない方も大半でしょうから興味のない方は

スルーでも大丈夫だとは思いますが・・・。


私の場合手術後の卵巣がんの組織型が特殊だった為

原発巣が卵巣ではなく他の臓器からではないかという

疑問がもたれましたので手術後にもいろいろと検査を

する機会が多いのです。結局原発巣不明扱いになって

ますが・・・。


きっかけは大腸検査時にちょっとトラブルがありその時に

CTをとったのですがそのCTをみて主治医が腎臓が腫れて

いると言われたのが最初でした。


8月6日の事でした。


それから主治医の指示で泌尿器科を受診しました。

右側の腎臓が腫れて尿路が狭くなっているとの事でした。

ただその時はまだそんなに血液検査では悪い数値が

出てないし最悪腎臓は片方機能していれば大丈夫との

事で腎臓の機能を見る検査の(RI検査)予約をして

その日は終わりました。


8月20日に外来で予約をしていましたがその期間中

抗がん剤治療のためたまたま入院していましたので

病室から呼ばれて検査に行きました。


RI検査は薬を注射して30分くらいじっとして撮影

するといった感じです。


検査後に診察がありましたが右側の腎臓の機能が

結構落ちていると言われました。

その前の週に別の検査で造影CTをとっていて

主治医からも言われてたのでうすうすは分かって

いたものの更にダメ押しをくらった感じです。


そして尿管にステントという管を入れるという話

なんですが腎臓は片方機能していればなんとか

なるので嫌ならやらなくてもいいという事なんですが

これから先抗がん剤の治療などで腎臓の機能が

落ちてしまう可能性もあるので守りたいなら早い

内に処置をした方がよいという話でした。

ただステントを入れると3ヶ月に1回は交換しなければ

ならないのと一生もんになるというデメリットもあります。


どうしてもではない中途半端さに迷いましたが

抗がん剤治療がこの先どれだけ続くか分からないし

守れるものは守っておいた方がいいかなと思い

ステントを入れる決意はしましたが結果を聞いた

その当日はちょっと・・・という話をして外来でわざわざ

これだけの為にくるのは何だから次の抗がん剤治療の

時にやろうという事になりました。


一応仮でおさえたのが9月17日でした。


しかし抗がん剤治療の入院が他の検査のからみで

思っていたよりも一週間早まり9月10日に変更したものの

その当日運悪く体調最悪状態で最終的には9月17日に

なったわけですが・・・。


ずいぶん長くなってしまいましたので続きは

次の記事にします。










経尿道的尿管ステント留置術

本日経尿道的尿管ステント留置術ということをしました。

腎臓から尿管の間に管を入れたのです。
手術扱いになってますが感覚的には処置のような感じです。
もっと詳しく説明したいのですがこれの影響でお腹や腰が痛いのと血尿がでていますのでまた後日更新します。

本日はこの辺で。

気持ち悪い(>_<)

現在抗がん剤治療2クール目終了後1週間たちました。


今回は時々気持ち悪くなります。


食欲はそれなりにありますし吐くまではいってないのてそんなにひどいものではないですが…。

こんな時はさっさと寝てしまおう

回想6・・・手術前

手術の日が決定したのが7月1日くらいで(うろ覚えです)

説明を受けたのが7月2日(これは書類があったので

間違いないです)でした。

手術が7月5日ですからそれまでの間どうなるのかなと

思いながら過ごしました。

まだこの時はどちらか分からなかったから良性である事を

信じた方がいいだろうと思ってました。


手術の説明などに麻酔科の先生がみえたり看護士さんが

説明にみえたりしました。病室のパソコンにも硬膜外麻酔の

説明の動画室に入って名前とかを

確認してベットに寝て横を向き背中を丸め背中に管を入れる

という感じの内容でした。

実際自分がやった時もこれのおかげでイメージはつかめて

いたからよかったと思います。


手術前日に何がいるのだろうなというのが分かりませんでした。

もらったプリントには生理用パット、腹帯、バスタオルと書いて

ありましたがどうなのかなと思って聞いてみたら生理用パットは

いらない感じでした。腹帯だけは売店に売っているので用意

して欲しいと言われましたので売店へ買いに行ってきました。

何日間かつけるだろうと思い2枚買いました。人それぞれだとは

思いますが個人的には2枚用意した方が安心でした。

バスタオルは用意したましたが使ってません。何に使う予定だった

のかは定かではありません・・・。


看護士さんが手術用に弾性ストッキング(膝下のもの)、

紙おむつ、前開きの病衣を持ってきました。

前日は21時以降は絶飲食になりました。

絶飲食前に下剤(多分プルセニドだったと思います)を

飲みました。


手術へと向かって準備は整いました・・・。










回想5・・・手術日決定

思っているより話が進んでませんね・・・。

すいません・・・。


6月28日から入院しました。

抗生剤の点滴を受けるのとたまに検査が

あるくらいでそれ以外はベットで寝てるか

下に降りていってうろうろしてるかくらいの

退屈なものでした。


検査なんですが血液検査以外に一度MRIを

やることになったのですがこの時の私の状態が

40分も仰向けに寝ることができずに最後まで

できませんでした。

それ以来MRIはやった事がないので造影剤を

入れたMRIは未体験です。

ただ他の方のブログとかで見たガーガー、ピーピー

といううるさい音は体験しましたけど。


抗生剤で治療をしてなかなか状況が変わらず

血液検査もこれという悪い決め手がなく原因が

つかめずにいたので医師の方が手術をためらって

いましたが(卵巣腫瘍が大きいので開腹手術決定で

この手術をした後治らなかったらまた手術しないと

いけなくなるから・・・という理由なんですが)

入院がだらだら長引くのも困るし(子供もいるし仕事も

急な入院で休んでしまっているし)いつかとらなきゅ

いけない大きな腫瘍をかかえたままというのが

どうしても嫌だったので手術の希望を伝えて

手術日が7月5日に決定しました。


手術が決まってから説明があり母親が来た時に

説明を受けました。

開腹手術になること。

卵巣腫瘍の場合は取り出して見ないと良性か悪性か

分からないので腫瘍を摘出してから良性か悪政かの

病理検査をすること。(この場では良性か悪性かだけ

の判断だけです。)


良性腫瘍の場合はそれで終わりだけれど悪性の場合は

子宮全摘出、両側子宮附属器切除に加えて大網切除術、

骨髄リンパ節郭清術を行うということ。この場合子供が

産めなくなりますので大丈夫ですかという確認があります。

まだ私は子供が一人いますので幸せな方なんでしょうが

やっぱりそうなるとショックだなぁと思いました。


悪性だった場合の状態によっては腫瘍を残したまま手術を

終わる場合の話や腸とか膀胱とかの方までいった場合

人工肛門や人口膀胱の可能性の話なども言われました。


手術時間は良性の場合は30分~1時間、悪性だったら

5時間くらいかかるらしいです。


いろいろ聞くと躊躇してしまいそうになりましたがそれでも

後には引けません。

どうなるのかな・・・。良性であることを願うしかないな・・・。

という感じでした。








調節が難しい

ちょっと汚い話ですので読みたくない方はスルーしてくださいね。


何の調節かというと下剤の飲む量の事なんです。

最初の抗がん剤治療後一週間くらいは便秘に悩まされました。普段便秘になることがほとんどないのでけっこう苦しみました。
いろいろ薬をもらっていて状態により使い分けるという感じです。
昨日出なかった為強めの薬を飲んだら下痢まではいってませんがゆるくなってしまいました。
お腹もちょっと痛いし失敗でした。
便秘よりはいいのでしょうがちょうど良い状態にコントロールするのは難しいですね。

回想4・・・入院

入院が決定し妹に連絡を取りとりあえずの物を

持ってきてもらいました。

いきなりだったので家にある物の位置も分からないし

病院の場所もよく分からないとの事でかなり迷走

したらしく妹がきたのは11時くらいになってたような・・・。


その間に病室の空き状況を確認していたら最初は

個室しかないとの事でう~んと言ってたら(差額1万円

の部屋は嫌ですよねぇ。)他の階をあたってくれてなんとか

大部屋に収まりました。

(産科の病棟らしく赤ちゃんの泣き声がちょっと聞こえて

きましたが・・・)


妹が来たときに医師か簡単に説明してくれたのは

右側の卵巣に大きな腫瘍があってこれだけの大きさなら

いつかは手術で取らないといけなくなるだろうというような

事を言ってたと思います。(もううろ覚えになってます)

時間も時間なんで簡単な話しかできないですけどね。


その後着替えて寝ました。(もちろんぐっすり眠れるわけ

ないけど)次の日から抗生剤の点滴、血液検査などを

しました。それでお腹の痛みがおさまればよかったの

ですがなかなか痛みがとれなかったのです。

医師が言うには卵巣の痛みが原因なら今打っている点滴で

ある程度収まるだろうし血液検査とかの結果からも

そこまで痛くなるものとは思えないとの事でした。

もしかしたら他に原因があるかも・・・と。


んでその医師に「仕切り直す?」とか聞かれましたが

(一回退院して検査でいろいろ調べてということです。)

今退院したってまた熱とか出たら入院しなきゃだし

どうせいつかは卵巣の腫瘍を取る為に手術で入院

しなきゃならないならさっさと腫瘍を取ってしまいたいと

いう事で医師にはとりあえず卵巣の手術をしてほしい

方向の意思を伝えました。


時間がなくなってきましたので今回はこの辺で。