素晴らしい夕日でしたね・・・

家の中まで染まって 慌てて外へ出ました

 

 

そんな今日の夕方のことです

3.4年前まで 時々レッスンに来ていた Sくん

そういえば…受験生だよな…とおもって

 

昨日 手紙と クオカードを 郵便受けに入れてきたんです

クオカードにしたのは 此方のご両親 いろいろ渋くて  

彼も いろいろ大変だろうな  

でも 現金にしたら 没収だろうな いろいろ思った結果です

 

 

小3のころ リコーダーを教えてほしい・・・そんなことで 始まったご縁

お兄さんがいて 彼がリコーダーでつまづいた

だから・・・ということでした

ボーイスカウトつながりもあって 中3までご縁はつながりました

発表会はご両親の考えで一度も出ていません  変わってますよね

 

リコーダーは問題なく…優秀だったけれど レッスンは ご両親の考えで終了

 

でも ここは彼の癒しの場じゃないのかな 

大丈夫かな そんな風に思っていました

 

あれから3年

高3の彼

登校拒否になっていました

 

 

私が知っている彼は 3年前までです

スマホが当たり前になって来ても   うちはうち  と 与えません

立派な共働きで お金の問題ではないんです 

とにかく 堅実が過ぎる・・・母親が いま を 知らなさすぎる

そして 父親は物が言えない

 

お年玉も 当たり前に全額貯金です

クラスみんなで 映画見て・・・なんてのも  うちはうち  必要ありませんと認めない

 

きついな・・・と感じていました

でも 彼は うちはうち・・・ですからあきらめてます そう言っていました

あきらめている・・・つらいなぁ

 

もっと キツイのが ・・・ ちょっと年上のお兄ちゃんが居るんです

お兄ちゃんからは 自分の時には・・・と言うのがあって

 

でも

 

スマホが中学生にあたりまえとか そういうのって ほんの数年でガラッと変わるじゃないですか

そこを そのお兄ちゃんも 俺が中学の時には・・・と 親に加担

さらに 自分の我慢を弟に押し付ける・・・

しんどいだろうな・・・と思っていました

 

 

登校拒否に至るまで いろいろあったんだろうな

高2は修学旅行もあって 妙に厳しい家庭環境は思うように周りと付き合えない 

なにかあったんだろうな

そして

 

学校に行かなくなった後は 家族して彼に かなりやってしまったんでしょうね・・・

 

でも そんなこと お母さんには言いません

 

一番つらいのは 大切な受験の今 こんなことになってお悩みいっぱいのお母さんだと思います でも 叱ったり 迫ったりしないでください

叱っても泣いても 何もプラスには働かないと思います

彼が 自室から出るきっかけになるなら 真之介の散歩でも うちでおしゃべりするでもいいですよ  彼にそう伝えてください  そう話しました

 

何か反応してくれたらいいな・・・そう思います

ご家族も行き詰っていますが 一番つらいのは 彼ですよね

 

ひとり部屋に閉じこもって 彼は何を見ているのかなぁ?

真面目な子なので こんなのはいけない・・・と 自分を追い込んではいないかなぁ

 

とても心配になりました

 

 

 

 

我が家も 真面目・・・保守的な家でした

昔の話ですが ①が中学生の時 ケータイを持たせていませんでした

まだ世の中当たり前ではなかったからです

でも 世の中は急速に変化していました

 

長男が 中3の大晦日

・・・自転車で息子の友人たちが数十人が 家へ押しかけてきました

家の前の道路はチャリで埋め尽くされて・・・

女の子が 

おばちゃーん ケータイはあたりまえなんよ!! と叫んで

全員が 液晶をキラキラさせて振って見せました・・・

!! RYOにケータイ持たせて!! と 

それで自分の時代遅れに気づいたんです

 

息子はいい友達に恵まれました

今の工事の請負もこの時のメンバーです

 

 

私も 彼にとっていい大人になれたらいいなぁ

ご両親様にもいろいろ気づいていただけたらいいなぁ

 

じっくり取り組むことになりそうです