彼女のお通夜は・・・
家族葬用の小さな斎場で 祭壇も飾らなければ 駐車場もない
ご家族・・・といっても 娘さんとお母さんだけ・・・ひっそりでいいね・・・と考えたのでしょう
会場の方も驚く人数の ボーイスカウトの仲間がどっと押し寄せて・・・みんなの大きな悲しみに包まれた葬儀になりました 簡素なお葬式・・ということで一日型 通常は出棺の日の葬儀だけ それが・・・参列する人の都合を考え 通夜式に葬儀用のお経もいただく そんな形になっていました 翌日は出棺のみでセレモニーは、なし ということでした
いろいろ初めてづくしでしたが 今どきの形を体験できました
通夜の着物 若い人、きもちを引きずる人のとき 着る着物です
年配の方や親戚などの時はグレーを着ます
通夜着は・・・地方によっていろいろ習慣が違うのでそれぞれですが このあたりで通夜というと 本来は色とりどりの着物に黒の帯 黒い洋服の時もストッキングは黒を避ける そんなふうに教わってきたので自分なりにアレンジしています 年配の方は黒っぽい大島に黒い羽織が決まりで、羽織は脱がずに着たままです
帯締めはいつもはグレーですが なんとなく・・・ これに黒い羽織を着て出ますが、参列する時は脱ぎます
夕日で若干赤く写っていますが、落ち着いた紫と紺の間のような色です
悲しくてね 何だかねむりの浅い夜でした
本当に いきなり亡くなったそうです 喪主挨拶をけなげにしたむすめさんに 頑張ったね・・と声をかけるのがやっとでした すると彼女が いきなりで・・・いきなりで・・・と泣きだして それを何度も夢で思いかえしました
一夜明けると・・・すごい霧 このあたりでは珍しい・・・
庭中の花が露を含んで・・・うなだれて
彼女が旅立ったんだな そう感じました





