結果に拘るな | ききみみずきんのブログ

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今までに学んだことや✏️経験したことで、読んで下さる方の役に立つようなお話や、元気が出るようなお話をお伝えしたいと思います。文体は断定的ですが、心は柔らかく優しいので、いつでもコメントをお願い致します‍。

2022.01.31.(月)

【トライアル・アンド・エラー】

 

 

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【私の志】
世界人類の生き甲斐の創造

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【幸せになる為に】

・感性を磨く。

・小さな喜びを見つける。

・怒りの念を持たない。

・他人のせいにしない。
・多様性を認める。


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【結果に拘るな】

 

昨日、生徒と1時間半に渡

って、話をしました。

 

英語を教えるよりも、数学を

教えるよりも、もっともっと大

切な根幹にあたる、重要な

話です。

 

その生徒は、いつも、色ん

なことを諦めているような言

い方をします。

 

私の勧めることに対して、い

つもできない理由を探して、

いい訳をします。

 

そして、そういう自分が形

成されたのが、親のせいで

あるといいます。

 

私は、私生活までは見てい

ないので、それを否定する

つもりはなく、仮に親のせい

ではないとしても、彼の言

葉を頭から否定するつもり

はありません。

 

・・・・・・・・・・

 

その生徒は、ご多分に漏れ

ず、ゲームが大好きです。

 

どうしてゲームが好きなの

か聞くと、楽しい、達成感

があるとのことでした。

 

でも、私が彼を見てきた上

で感じるのは、それが表面

上の彼であって、本質的な

彼は、違う所にあるように

思っていました。

 

そこで、彼に言いました。

 

「なんでこんな話をするか、

わかるか?」

 

「〇〇に、幸せになって欲し

いからだよ」

 

「こんな話は勉強よりもずっ

と大切な話なんだよ」

 

「〇〇は、色んなことを諦め

ているっていうけど、本当は

違うだろ?」

 

「本当は、今の自分ではダ

メだと思ていて、できれば

変わりたいと思っているよ

な?」

 

本人は、今まで諦めを前面

に押し出してきたので、今

更私の言葉を肯定する訳に

いかなかったのか、すぐに

頷きはしませんでしたが、

目に薄っすらと涙を浮かべ

て、それを私に見つからない

ように隠していました。

 

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私は、彼の無気力が、ゲー

ムに起因するもの、つまり、

ゲームばかりしているから

無気力になるのではなくて、

むしろゲームは無気力の

結果・現象でもあると理解

しました。

 

つまり、本当にやりたいこと

がないが故に、ゲームに走

っているのではないかと感

じました。

 

本人に聞いてみると、案の

定、ゲームの他にはやりた

いことがないし、楽しいこと

がないとのことでした。

 

ゲームの他に、何か興味

のあるものが見つかれば、

この混沌とした状況から脱

することができると思いまし

た。

 

話をしていくうちに、本人か

らヒントをもらいました。

 

彼の口から、図書館という

言葉が出たのです。

 

図書館には、何らかしらの

興味があるとわかりました。

 

コロナで図書館も閉館して

いるけど、開館したら行って

みたらどうかと提案しました。

 

図書館が好きで、行ったか

らと言ってすぐに何かが見

つかるとは限らないけれど、

それでがっかりするのでは

なくて、結果はどうあれ、自

分が行動を起こしたことで、

また次の行動に繋がること

と、それを繰り返すことで、

人生が好転することを伝

えました。

 

結果に一喜一憂するので

はなくて、自分の踏み出し

た一歩について、自分を褒

めてあげなくてはならない

と話しました。

 

1回行って結果が出なかっ

たら、また行ってみたらい

いし、2回行っても何も興味

のあるものが見つからなか

ったら、3回行けばいい。

 

そのような小さな一歩が、

少しずつ自分を変える礎に

なることを聞かせました。

 

また、彼は、親がどうこう

友達がどうこうと、周りの

せいにするので、私は、

 

「親が煩くても煩くなくても、

どーでもいい」

 

「親が優しくても優しくなく

ても、そんなことはどーで

もいい」

 

「大事なのは自分がどう

したいか、どうなりたいか

であって、親なんか関係

ないし、友達も関係ない」

 

と話して聞かせました。

 

つまり、周りに振り回され

ることなく、自分の意志を

しっかりと持てという意味

です。

 

自分をしっかりと持って、

前を見て突き進むことが

大切だから、人のせいに

するなと話しました。

 

・・・・・・・・・・

 

今の時代は、結果に拘

り過ぎる時代です。

 

営業職の世界でも、努力

は認められずに、結果だ

けを重視する時代です。

 

そこに輪をかけて、結果

が早く出ないことには、

資本投下しようとしない

傾向があります。

 

話が飛躍しますが、政府

の大学へ支給する研究

費なども、けちるが故に

日本の研究者は海外へ

逃げていきます。

 

海外で研究して、海外で

ノーベル賞を取っていま

す。

 

小さい頃に養子に出した

自分の子供が大成功して、

ろくに育てもしなかったに

も関わらず、自分の子供

は立派になったと言って

いる生みの親のようなも

んです。

 

・・・・・・・・・・

 

結果がすべて。

 

即効性のないものには、

振り向かない。

 

こんな世の中の風潮が、

子供の世界にも間違い

なく浸透しています。

 

ゲームなどのありきたり

の物で、手軽にすぐに楽

しく遊ぶのが、今の子供

です。

 

昔は手作りのおもちゃで

遊んだものです。

 

ゲームをするにも、手作り

のボードゲームを作って

遊んだものです。

 

作るという作業自体をも

楽しんだものです。

 

今の子供たちは、どちら

かというと、創意工夫の

ない子供が多いような気

がします。

 

おもちゃでもゲームでも、

資格試験でも受験でも、

それを完成させられるか、

上手にできあがるかを

怖れて、やってみようと

いう気持ちを持たないの

ではなくて、その結果に

拘り過ぎずに、一歩前に

出ていこうとしている自

分を誇りに思って、それ

を喜びとして欲しいと思

います。

 

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今日一日が楽しい一日にな
るようにお過ごしください。

笑って過ごすように、努力
しましょう。

みなさんが毎日1㎜でも、幸せ
に近づけることを、心から祈っ
て、これを書いております。

最後までおつきあい下さり、
ありがとうございます。
★おわり