何気なくウェブサーフィンしていたら、カエルキャラ
が未成年者に飲酒を煽りかねないとクレームが入ったために、
上のＣＭが放送中止になったらしい。
このカエルは全然かわいくないし、大沢たかおさんは渋い
大人の役者さんだし、なぜ未成年者を煽ることになるのか疑問だ。
何度も見ても、うーん？！なぜ
と思ってしまう。飲酒を煽るという理由でキャラやアイドルを使えないのだとしたら
嵐やサントリーのペンギン、黄桜の河童、ウィスキーの子犬（古っｗ）も
全部だめだろうに(^_^;)
いやーっこのＣＭ、何度見てもよいわ
日テレの「明日ママがいない」へのクレームもそうだけど、
余裕のない人が多すぎる気がする。
「明日ママがいない」は、確かに過剰表現ではあるのだけど、
見たくない人は見なきゃいいし、差別を助長するというクレームを
入れるよりは、差別を助長するような発言をした子どもへの
正しい認識を与える教育のチャンスだ！と思うべきだと私は思う。
世の中には、道徳の教科書みたいにこうすればいいよって答えが
すぐ出るものだけじゃなく、むしろ、出ないものの方が多いからこそ、
皆で考えることがより成熟した日本になることなのではないかなぁ。
ツイッター引退宣言しているはるかぜちゃんという子役の女の子が、
こんなことをつぶやいていた。
「それらは完全にドラマの解釈を間違えている『観る力不足』による誤解です。
「ポストは、ポストという名前に 誇りを持って生きてる。
それを『かわいそう～』といって見下す行為は、あのこの出生を、
存在を、まるごと否定するに等しい行為だ」
素晴らしい
まさに私もそう思う。
自分の価値観や考えと違うものを全部否定するのはいかがなものか。
いろいろな考えがある中で、いろいろな選択肢があって、何を選ぶかは
本人の自由になる、与えられた価値観の中で考えずに育った子どもが
大人になった時にどんな社会になるのかと考えると恐ろしい。
いいか、悪いかは自分で判断して決めたい。
そして、「私はそう思わない。」と言える今の日本がどんなに
恵まれているのか今一度認識しないといけない気もする。
言いたいことが言える、表現したいものを表現できることが
出来ない時代もあったのだから。
