岩手、平泉の毛越寺

岩手、平泉の毛越寺。
平安時代に慈覚大師がこの地を訪れた時に、
一面の霧が立ち込めて、足元を見ると、
白鹿の毛が点々と続いていて、誘われるまま
後を追うと白鹿がうずくまっていて、
近づいたところ白髪の老人が現れ、
ここに寺を建てるよう告げると消えてしまったという
エピソードがある。
写真は大泉ヶ池。
海を表しているそうだ。
広い敷地にはかつて寺院や回廊があっただろう土台の石だけが
数多く残されていた。
頭の中で全盛期の様子を描いてみると
かなり絢爛豪華で雅やかな時が流れていた気がする。

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