グループホームから結果が来て、私は施設の担当のJ職員にすぐに手紙を書いた。
J職員は、言い訳や、相手の悪口を言ったりとか、そう言ったことをまず嫌うので、手紙の内容には訴えたいこと沢山あったけど、あえて触れなかった。
落ちた理由、これからどうしようか考えていること、J職員には申し訳ないと思っている等を書いた。
そして昨日、施設に電話をした。
私が入所していた施設。
電話した理由は、手紙だけの一方通行じゃ、失礼だと思ったし、言葉できちんと説明をしようと思ったのと、通所の方向に向かっていると言う報告をしようと思ったこと。
J職員から意外にも「ゆこたんからもお手紙届きましたし、2日の日だったかな、グループホームからお電話いただいたので、内容は知っているんですけど・・・」と言われて、愕然。
だって、ここのグループホーム、28日の電話で、うちに電話して来たとき、説明の途中で、都合悪くなって、向こうから電話切ったんだよ。
再度かかって来ると思って待ってても来ないし、つながらないし、5月2日の日も待ってても来なかったのに、J職員の所には、言い訳の電話をかけるんだ。
怒りの気持ちを抑えながらも、J職員は続ける。
「心臓の方は分からないけど、失禁の方は改善の余地がありますよね。
と言われ、「でも私、泌尿器科も通ったんですけど、治らないって言われましたよ」と言うと、「これからまた、施設とか探すのに、必ず失禁のことは言われると思うんです。だから少しでも自分で努力しないと。トイレで成功した統計を取るとか」と言われて、
「一年間、施設やグループホーム、探して来ましたけど、結局、どこもなかったですよね。条件落としたり、精神じゃなきゃダメってことで、精神にしぼっても、それでもダメ。じゃあ、どこに行けばいいんですか。精神の人だって、自立出来ない人、いるんですよ。親だって高齢化するし。J職員は、私は、施設とグループホーム、どっちが合ってると思いますか?」と聞くと、
「確かに、一年間、なかったね。僕は、個人的に、ゆこたんがこっちの方が合ってると思うよとは言えないんだけど、なんとなく担当として見てて思うのは、施設だと守られる分、規則に縛られちゃうかなと言う気がする。グループホームの方が自由かなって思うけどね。あと、ゆこたんが、周りの人の言葉に動かされて、行動化しないことが重要」と言っていた。
グループホームは、全然、自由なんかじゃないよ!と言いたかったけど、黙っておいた。
「でも、Jさん、私はこの一年で、心身ともに疲れてしまったんですよ。施設探し、出来ますって言っても、出来ないって言っても、落とされる。正直に話しても落とされる。疲れたので、探すのは、しばらくお休みです。市内の通所施設を探してみます。送迎付きの生活介護を当たっている所なので、どうしても知的障害の所になりますが、リラックスしたいと思っています」と言うと、J職員は、
「並行して、入所施設も探して行くんでしょ?
今度は、計画相談の人が主にやるのかな?」と言って来たけど、
「入所施設には、力を入れません」と言い切った。
J職員は、「ゆこたんも、入りたい条件を落として」と言っていたけれど、私は、かなーり落としたつもり。
これでもかってくらい。
両親が病んでしまうくらい。
J職員は、一通り話を聞いてから、「ゆこたんは、退所した人にはなっているけれど、まだ、その後の記録は付けているから。気にしている職員も居るからね。また、何かあったら電話して来て」と言ってくれた。
所長が気にしているとは、決して言わない。
でも、ここは、やっぱりお世話になった所。
大切な所。