友達の突然過ぎる死 | 統合失調症と発達障害、ゆこたんのブログ

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私は統合失調症と自閉症スペクトラムと診断されています。
現在は、就労継続支援B型の作業所と生活介護に通い、周りの方々に支えてもらいながら生きています。
2022年10月から、グループホームに入居しました。

毎日の出来事や思ったことを綴っていきます。

9日の夕方5時過ぎ、隣りの部屋の女性が、担架で運ばれていくのを見た。

しばらくてんかん発作がなかったのに、どうしたんだろう?

いつ倒れたんだろう? と思っていた。

その女性とは、同じグループ活動で、つい数時間前まで、居室清掃をしていて、

「ゆこたん、ゴミ出しした? ゆこたんは忘れっぽいんだから、気をつけてよね!」

と言われたばかりだった。

思えば、私にとって、彼女からの遺言になってしまった。

運ばれていく姿は、救急車を呼んでいる訳でもなく、そんなに危機感もなかった。

だから、周りの人たちと、すぐに戻って来るかね、夕飯どうするのかね、と言っていたくらいだ。

でも、彼女は入院になったと聞いた。

入院になったと聞いたのは翌朝5時。

私が不思議な体験をしたのは、彼女が亡くなった丁度3時。

私はその日、2時半に目覚めた。

顔を洗っていた。

外が気になって仕方なかった。

私に霊感はない。

頭の中で急に「きっと来るー、きっと来るー」が流れ始めた。

その虜になってしまって、外にも釘付けになり、何か居るの?と思い、外を見たけど、何も居ない。

何も居ないじゃん、と一人突っ込みをして、時計を見たら、3時だった。

昨日の夕食時、主任さんから、

「入院していた○○さんですが、残念ですが、今朝3時にお亡くなりになりました。

12日に火葬がありますので、参列したい方は手を挙げて下さい」

と言われました。

私は、呆気にとられて、手を挙げることも出来ず、担当の職員さんから、

「今の言葉、聞こえた? 手、挙げなくていいの?」と言われた。

その時の私は、あわあわしていて、言葉になっていなかった。

とりあえず、震える手で、挙手した。

大好きな天ぷらだったけど、口には出来なかった。

ほとんどの人がはけてから、急に涙が止まらなくなった。

止めようと思ってもダメだった。

どうしよう、涙よ、止まれ!

でも、彼女との回想シーンばかり思い浮かんでしまって、余計涙となってしまった。

職員さんに、みんなは悲しくないのかな、と言ったら

「そりゃ、悲しいよ。でも、めそめそしたって、戻って来る訳じゃないでしょ。

それより、苦しまないで逝ったんだから、良かったよね」

と言って、色々、彼女の思い出話をした。

3時のときは、きっとあなたに会いに来てくれたんだよ、良かったじゃん、と言ってくれた。

そうやって、いい方に考えなさい、とアドバイスしてくれた。

その方が、彼女も喜ぶと。

でも、急すぎるよね。

人は何が起こるか分からない。

いつも笑顔でいて、印象深かっただけに、失った悲しみは大きい。

溝も大きい。

声も大きかっただけに。

人の世話は焼きたがるからな。

自分も大切に生きなくちゃと思った。

いつ死んでも、周りから悲しまれるような人でありたいよね。