カブエ・スカルと呼ばれる頭蓋骨のレプリカ。耳穴の上に番号がふってある小さな穴がある。
100年近く前、アフリカ・ジンバブエで金属を探していたスイス人によって発見された古代の頭蓋骨。本物のスカルの右側は破壊されていた。丁度左側の小さな穴から銃弾が通過して右側が破壊されたようだ。捜査科学者によれば、このように完璧に小さいサークル穴は高速度の弾丸によってしか作れないという。 このスカルの化石は12万5千年から30万年前のものだとされる。アフリカで初めて発見されたホモサピエンスの特徴を持った「化石」だといわれている。
ヒトに近いサルに見えるこのスカル―まさにミッシング・リンクを繋ぐ化石かもしれない重要な発見だった。(新しいヒト科のホモ・ローデシエンテスといわれる)しかしこのスカルもまた、スミソニアン・エージェントによって隠されている。理由は説明できない弾丸の穴があるためだ。槍などで開く穴ではない。
更に謎が深まる発見があった。
これはオーロッチという絶滅した動物で、モスクワの博物館に展示されている。この化石の額の真ん中にもカブエ・スカルと全く同じような弾丸の穴が開いている。しかしこの動物は「200万年以上前」に絶滅しているのだ・・。