ランキング参加しています。❏24日の夜イスラム国(ISIS)邦人拘束事件で｢湯川遥奈さんを殺害した｣とする画像がYouTubeより動画配信されました。その後の続報が入っています。
●過去ブログ
http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11981280598.html
夕刊フジ 2014.1.27号
徹底検証 公開ビデオ映像の謎
(途中引用します)
｢急いで編集した形跡」
イスラム国側が投稿する従来のビデオ映像はカメラアングルなどに変化をつけるなど凝った作りが多い。第2の映像は静止画と音声の簡素なものであまりに対照的だ。
『サイバー・イスラーム』の著書がある中東研究センターの保坂修司副センター長は｢『イスラム国』が制作した可能性は高いが･･｣とし背景事情をこう推測する。
｢急いで編集した形跡がある。考えられるのはイスラム国メンバーが潜伏先を頻繁に移動させているということだ。西側諸国の諜報機関の追跡をかわすための対策だろう｣焦って作ったため雑になったと分析する。
音声についても疑問の声
2012年にシリア内戦の取材で後藤さんと2日間行動をともにしたフリーカメラマン八尋伸氏は違和感を口にする。
｢後藤さんの英語の発音は静止画の声よりもっと“日本語英語”的だった。静止画の声は『R』の音がかすれておりアラブ人やヨーロッパの人の英語のように聞こえる。後藤さんのガイドを務めたシリア人にも意見を求めたが、彼も『静止画の声は後藤さんの声とは違うと思う』｣と話していた｣
❏これまでのイスラム国(ISIS)の動画と異なるところとは・・
これまでのイスラム国は複数の外国人捕虜の処刑をビデオ映像で公開してきた。そのいずれもメンバーとみられる黒装束の男が捕虜の首を斬る場面を映し出していた。しかし湯川さんの殺害をほのめかした今回の映像では黒装束の男は登場せず斬首シーンもない。
第2のビデオ映像ではイスラム国がこれまで動画につけてきた“シンボル”も消えている。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は｢イスラム国のメディア部門『フルカーン』のロゴで前回の映像ではあったが、こんな回のものにはない｣と指摘しこう続ける。
｢同じイスラム国の組織の中でも現在の主流はとは違う前身のアルカーイダに近い末端グループが独断で画像をアップした可能性も考えられる。今後主流派が新たな要求を盛り込んだ映像をネットに公開し直す可能性もある｣(引用ここまで)
●前回の動画の左側にあるロゴ
NHKニュース 2015.1.26 11時02分
「イスラム国」ラジオ 湯川さん殺害伝える
(途中引用します)
「イスラム国」がインターネットなどを通じて発信しているラジオのニュース番組は、２５日午後、日本時間の２５日夜、アナウンサーの声で「イスラム国は警告したとおり日本人の人質を殺した。イスラム国が出したビデオで、もう１人の日本人の人質は『湯川が死刑にされた』と言った」として、イスラム国が湯川遥菜さんを殺害したと伝えました。また「もう１人の人質は、自分の解放と引き換えにヨルダンの刑務所に拘束されているサジダ・リシャウィの釈放について日本の政府に圧力をかけるよう家族に呼びかけた」として、後藤さんの名前には言及せず人質の解放と引き換えにヨルダンの刑務所にテロ事件の実行犯として収監されている死刑囚の釈放を求めた前の日の音声の内容を伝えました。
ニュースは３８秒間で、湯川さんを殺害した経緯や死刑囚の釈放を要求する詳しい理由などは伝えていません。
伝えたのはラジオ部門「バヤーン」イスラム過激派組織の動向に詳しい中東調査会の高岡豊上席研究員は、「日本人の人質の殺害を伝えたのは『イスラム国』の宣伝媒体の１つである『バヤーン』というラジオ部門で、２４日の音声メッセージとは異なり『イスラム国』として伝えていることには意味があると思う。ただ、２人が映っていた動画やこれまでの人質の殺害などについては『フルカーン』という『イスラム国』の中でも最も古い広報部門が発信していて、今回なぜこれまでと違う形式をとっているのかは分からない」と話しています。(引用ここまで)
❏イスラム国のメディア戦略とは
全世界でシリーズ累計1億5,000万本売れたアクションゲーム｢グランド・セフト・オート５」を用いたリクリートビデオで若者を勧誘？！
メディアを利用したリクルート戦略として、全世界で1億5000万本売れているアクションビデオゲームを利用した動画も配信されています。
イスラム国の広報によると、ビデオは「ムジャヒディンの士気を高め、、西洋との戦いで、イスラム国に反対する人たちに恐怖を与えるための方法を子どもや若者に対し育成する」ことを目指しているとのこと・・！
❏イスラム教の誕生とムハンマドのアラビア半島統一をすばやく学びたい方はコチラ！
【11月10日配信】すばやく学ぼう！世界の百年 第13回「７世紀の世界 イスラム教の登場」 【チャンネルくらら】
❏本日の動画はコチラ！
世界史上最大のモンゴル帝国と戦った日本！
【1月26配信】すばやく学ぼう！世界の百年 第24回「13世紀の世界 北条時宗は神風で勝ったのではなかった！」桜林美佐 倉山満 【チャンネルくらら】
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