国債金利低下で住宅ローン金利も過去最低に!銀行貸出も増!財務省の「増税延期で金利上昇」大ハズレ! | チャンネルくららブログ
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住宅金利、過去最低に 三菱東京UFJ銀、長期金利も
朝日新聞 2014.12.26
 メガバンク最大手の三菱東京UFJ銀行は来月から、住宅ローン金利を同行として過去最低に引き下げる。10年固定の最優遇金利を従来の年1・25%から年1・15%とする。日本銀行が市場から大量の国債を買う金融緩和を続けていることで、市場で金利の低下に拍車がかかっていることを反映した。他の大手行も追随するとみられる。
 25日の東京債券市場では、長期金利の指標となる満期10年の国債の流通利回りが過去最低の年0・310%まで下落。日銀が大規模な金融緩和を始めた直後の昨年4月5日につけた年0・315%を下回った。市場では「国債金利はこの先も下がっていく可能性が高い」(みずほ証券の上野泰也氏)との見方がある。
 財務省が25日に実施した満期2年の国債の入札でも、平均の落札利回りがマイナス0・003%となり、満期1年未満の短期国債以外の入札では、初めてマイナス金利ついた。マイナス金利だと満期まで持っていると損が出るが、日銀の買い入れで市場で国債が品薄なため、金融機関は不利な条件でも国債を買おうとしている。
 住宅ローン金利が下がるのは、市場金利の低下だけが要因ではない。地方銀行やインターネット専業銀行なども住宅ローンで稼ごうと殺到し、金利競争が激化していることもある。スタンダード&プアーズの吉沢亮二氏は「住宅ローンが採算割れしている銀行もあるのではないか」とみる。


❏今回、2年もの国債の落札額2兆5066億円に対して14兆1819億円の応札があったそうです。応札倍率は5.25倍!
額面100円の国債の平均落札価格は100円20銭7厘。つまり償還まで持っていても購入価格より損してしまうので、平均落札利回りがマイナス0.003%となっているわけですね。
それなのにこの国債人気!
「消費税増税を先送りしたら日本国債の信用度が下がる!」と言っていた人たちは、どう言い訳するのでしょうか?

11月の銀行貸出残高、2.8%増 5年半ぶりの高水準
日本経済新聞 2014.12.8
 
  日銀が8日発表した11月の貸出・預金動向(速報)によると、全国の銀行(都市銀行、地方銀行、第二地銀)の貸出平均残高は前年同月比2.8%増の418兆6502億円だった。伸び率は前月(2.4%)から拡大し、2009年5月(3.3%)以来5年半ぶりの高水準だった。円安の進行により外貨建て貸し出しの円換算額が上振れしたほか、M&A(合併・買収)関連の大口案件が複数あった。好調な不動産向け融資も引き続き残高を押し上げた。
 業態別に見ると都銀は2.0%増と、伸び率が前月(1.3%)から拡大し、13年12月以来の水準に並んだ。決算に伴う配当金支払いや従業員への賞与向け資金などの貸し出しが増えた。地方銀行と第二地銀を合わせた貸出残高は3.7%増と、09年5月以来の高い伸び率だった。
 手形と小切手を除き、譲渡性預金を含んだ預金残高は、都銀、地銀、第二地銀の合計で4.0%増の615兆5296億円。法人預金のプラス幅が拡大した。


❏ブログ主も知人の経営者から、地方銀行の営業さんが「資金を借りて下さい!」と頻繁に回ってくるようになってきた、と聞いています!

❏アベノミクスのリフレーション政策の効果が出ていますね!
日銀が国債を買う⇒金融機関の資金が潤沢になり金利が下がる⇒銀行の金利下げ合戦が起こる⇒借り手が融資を受けやすくなる⇒世の中に出回るお金が増え景気が良くなる


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