チャンネルくらら特別セミナー第二弾
樋口恒晴先生「連続講座 安全保障問題の基礎」第一回講義(8月10日開催)が、早くもオーディオブックで発売開始となりました。
樋口恒晴先生といえば、安全保障論の専門家で、あの『一国平和主義の錯覚』の著者でもいらっしゃいます。
今回、第一回講義の告知を倉山塾掲示板に掲載したところ、なんと24時間でチケットが即日完売
【講座の趣旨】
観念論的な「絶対平和論」のためではない。具体的な政策論のためのものである。
特に、個別の武力紛争等で使われる具体的な手段について検討する。
政治の世界では、「大きい戦争一つと小さい戦争たくさんとどちらを選ぶか? 」という問題設定もあり得る。
自国が武力紛争に巻き込まれるのを防ぐためには、第三国に犠牲を強いる場合もある。
どんな武力紛争にも犠牲者はでる。武力紛争におけるどんな決断(行為・作為)も犠牲者を作り出す。
だが、不決断(不作為・無為)もまた、犠牲者を生むことには違いはない。
現実の政治で必要な態度とは、絶対的な「善」を希求するのではなく、現実的な「マシ」を求めるものである。
つまり、政治の世界で求められるのは、「相対的な平和」であり、そのための政策論の基礎知識が不可欠である。
●過去ブログ参照
★集団的自衛権の行使容認閣議決定 戦後の安全保障政策大転換?憲法解釈は戦後一貫してはいません!
http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11887318092.html
★倉山満の砦 過去ブログより。
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=4
「池田(勇人)は経済成長によって軍事を忘却したのではなく、むしろ改憲をしなくてもできる自衛隊の強化を果たしている。これに関しては、読みこなすのに高度広範な知識が要るが、樋口恒晴『「一国平和主義」の錯覚』(PHP研究所、一九九三年)をお勧めしておく。」
「あらゆる戦争の目的は平和である」(アリストテレス)
アテナイの学堂(ラファエロ) 中央右がアリストテレス、左はプラトン
希求されているのは、只の平和ではなく、「正義ある平和」
軍事行動の目的は勝利(または不敗)を通じて「正義ある平和」を獲得または維持すること。
不戦勝こそが最高の勝利。
「正義ある平和」は勝利の下にしか実現できない。
不戦敗は「奴隷の平和」
綺麗事を押し通すのは勝者の特権。
政策の成功とは?
攻者にとっては短期戦での勝利と政策目的達成。(自分たちに都合の良い平和を新たに獲得すること)
防者にとっては抑止の成功などによる平和継続。(自分たちに都合の良い平和を継続すること。)
(抑止:恐怖(terror)の示唆により相手に不作為を強制すること。)
☆戦後多くの日本人は、敗戦の悲惨さを「戦争の悲惨さ」にすり替えて論じている。
(続く・・)
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