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アメリカでピアノを習う

17歳でピアノをやめた私が、20年以上のブランクを経てアメリカという土地でレッスンを再開した経緯、そして目からうろこのレッスンの内容をつづります。

ロシアのピアニスト、プレトニョフが27日と29日に東京コンサートを行ったそうで、コンサートの様子が聞こえてきました。

私も聴きたかったかった!!!
とにかく素晴らしかったようです。
「3階席の一番の後ろの席まで余裕で届くピアニッシモ。自由自在に操られた音色。」「最大でメゾフォルテぐらいまでしかボリュームを出していないのに、深く広く表現されたプレトニョフの世界。珠玉のピアニッシモ。」
ああああ、聴いてみたかった。3階席の一番後ろまで届く珠玉のピアニッシモ。

そして、プログラムもすごいです。シューベルトのピアノソナタを2曲、バッハのイギリス組曲1曲、そしてスクリャービンの前奏曲、OP11。それぞれの曲をどんな音で演奏したのでしょうか。特にスクリャービンを聴いてみたかった。

プレトニョフと言えば、去年の12月にスタインウエイホールで弾いたチャイコフスキーのくるみ割り人形の編曲者です。私が大苦しみしたあのアンダンテマエストーソを編曲したのがプレトニョフ。今更ながら、本当に本当に苦しみました。ドラマティックでありながら、信じられないぐらい繊細、一つ一つの音色がコントロールできなければ、表現できない音楽でした。このピアノアレンジを聴いた時に、そこにはあたかもオーケストラが演奏しているように聴こえなければダメな音楽でした。私の持ち合わせている音色では、とても表現のできない深い世界でした。そして、私に改めて「音色」というものの大切さを教えてくれた曲でした。

あんな音楽を作ってしまう人が弾くピアノ。きっと音の数だけ、違う音色があるのだろうと思います。あああ、つくづく残念。もしもコンサートがあと1か月ぐらい遅ければ、私も見られたのに。。。