つづき。


そんなこんなな暇期も束の間、私は渋家でやっているアート活動で東京電気大学で展示が決まり、その展示でアートディレクターと、展示のコンセプトを書くことになり、あっという間に日々をコンセプトの執筆と制作に追われて、テラスハウスに帰れない日もたまにあった、
同展示ではグループ展の形式をとった作品も同時にやることになってたので芸大のしょーたくんを誘って展示に参加してもらいました!

当日はまーくんとてっちゃんも観にきてくれて、ももの活動をはじめてみせることができた機会となりました☆

しょーたくんの作品
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ももの作品の一部。
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このころからももが普段どんなこと考えてるかなんてこともだいたいみんな知っててくれて、逆にもももみんなのことは空気で感じれるような感じだった。
共通の言語がないなんてほざいたときもあったけど、そんなの本当に嘘みたいに6人はどんどんファミリーになってまして。

これが12月に入る直前だから、
今思うとまーくんとりっちゃんとのお別れもなんだかんだ近かったんだね。

これは本当にうちらにしか分からない感覚なのかもしれないけど、毎日一緒にいることが当たり前になりすぎて、2人が出て行くって聞いてからも、そのことの実感が湧くのはずっとずーっと後。

ていうか、いくら言葉にして頭で理解しても、前日の夜まで何も思わなかったりする。
そんで、それは後で後悔しなくもない。(あの日もっと早く帰ればもっと一緒に居れたのに…!とかね)

それからももは作家志望として始めての活動で、共同生活についてのコラムを書きました!
めっちゃ苦戦したし全然納得はいかなかったけど、あれはあれで、あの時点のももの等身大の良さがあったのかもしれない。
このときは珍しく、ももとまーくんが家に居る時間が同じになって、メンバーの中で1番最初に報告したんだよね!
ほんとに滅多にない組み合わせだったから何故か嬉しかったな!


なんとなくなんか作業するときの定番ペアなんかもできてたりしてたからね。
てっちゃんりっちゃん。
まーくんせなさん。
しょーたくんもも。
ゴミ捨てとかもこのペアでやってたし、結構定着してた!
それぞれ良いコンビですごい安定感あったのを覚えてる。
てっちゃんりっちゃんと、まーくんせなさんは、ドキドキさせてくれるようやキャピキャピキラキラ感があったけど、しょーたくんとももは恋愛を全く、完全にかすりもしなかったから、終始地味だったけどね。
男女的な言い方でいうならもはや老夫婦みたいなコンビでした。笑


こんな6人での最後の夜はクリスマスパーティーだったので、てっちゃんがテラスハウスに来てからコツコツ磨いた料理の腕をふるい、その後はプレゼント交換会をしたりしたんだよー!
ちなみにももは、せなさんからの、ミッキーのタオルセットが当たりました♪
あの大人っぽいせいなさんが、きっと男女どっちでも喜べるキャラクターとしてミッキーちゃんのタオルセットを選んでるってところを想像するだけでめちゃくちゃ可愛くてたまらなかった!
だから超嬉しかったし、せなさんがますます愛おしくなった♡
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最後の日のももの思い出といえば、
りっちゃんが、お仕事から帰ってくると、「ちゃんももデザートあるよー!」って、その日のりっちゃんのデザートを、プリンでも、ケーキでも、半分だけ残して持ってきてくれるという超絶可愛い行動がしばしばあったので、今までのお礼を込めて、その日はももからりっちゃんに焼きプリンを渡しました♡



そんなこんなで、お別れの朝は来てしまうわけで
本当にありえないくらい寂しかったな。

ありえないことが当たり前になってしまっていたから、ほんの3ヶ月前まで一緒に住んでなかったりっちゃんとまーくんと、また別々に暮らすっていう、たったそれだけの、普通に戻るだけのことなに、受け入れるのはすっごく辛かった。

りっちゃんはめちゃくちゃ忙しいし、まーくんはカルフォルニア行っちゃうし、すっごく近くに居たのに、会いたくても簡単には会えなくなっちゃう日が来ちゃったんだなってね。
そこが1番の悲しみだったかな。

でも、それ以上に2人と一緒に過ごせたってことの感謝と、応援したいって気持ちが強かった!!

色んな気持ちが混ざったから、ただ悲しいだけのときよりいっぱい涙が出た!

残ったてっちゃん、せなさん、しょーたくん、ももの3人も、ますます頑張らなくちゃって思ったよね。

4人で静かになってしまったテラスハウスでは、いつくるか分からない新メンバーを待ちつつ、てっちゃんが俳優を目指すことを決めたこともあり、色んな映画をみたり一緒に研究して過ごしてたなあ。

これが、ももの中の第一期テラスハウスの思い出。

次で多分思い出シリーズは最後。
つづく



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