このままじゃ終われない | 思いのままに☆

思いのままに☆

ありのままに。
飾らずに。
まっすぐに。



月曜日、正職員の男性が、
『金曜日は〇〇〇に〇〇さんと行ってくる』と言ってた。
それを聞いた私は、ドキッとした。
そう、私が前働いていた会社。
みんなから、ハブにされた、自分が駄目になった会社。
その時思ったのが、『私が行きたい』だったの。
利用者さん(障碍者の方)に会いたい。
大切な人にも会いたい。
意地悪をしたみんなに、私はおかしくないと、
私は普通に仕事ができる人間だと見せつけたいと思った。
心曲がってますか?
性格悪いですか?
でも、悔しさと、自分を試してみたいと思ったの。
こんなに好きな会社で好きな仕事ができて、今ならいけるって。

今日、行ってきました。
バスでみんなで行きました。
最初は平気だったのに、近づくにつれて、ドキドキした。
わたし、何びびってんだろって思いながら、ちょっと悔しかった。

バスが敷地にはいり、止まった。
周りをみると、知っている社員の人がいた。
バスを降りて、『こんにちは、お久しぶりです』といった。
ニコっとして。きょとんとしていた。

そして、落ち着かない仲間を連れながら、久しぶりに入った作業室。
浸ってなんかいられない。
私の班は5人連れて行った。
その中の二人が暴れるかもしれない。
もう一人は、不安定になるかもしれない。
後の二人は、大丈夫だろうって感じで、
すぐに、一番後ろに、どんどん座ってもらい、
周りを見渡している余裕なんかなくて、座った。

すぐ隣にいる、一年半前くらいに一緒に働いてた職員たち。
でも、痩せて、パーマかけて、眼鏡かけた私に気が付かない。
そうすると、利用者さんだって気づかない。
良かったような、寂しかったような、複雑だった。
良かったような、悔しいような、そんな思いになった。
けど、30分くらいして、いつも暴れない人が、
急に前にでた。暴れた。私は前に出て必死におさえた。
でも、、、、きっと気付いてない。
気付かれない。
男性職員がきてくれて、代わって、私は席についた。

気付いた人もいたけど、みんなに気付いてほしかった。
なんかね、むなしくなった。
けど、そのあと、すごい視線を感じた。
ひとり、わたしをかなり馬鹿にしていたひとが、
ずっと見ていたのがわかった。
でも、わたしは見なかった。

私だと気づいたのは、18人くらいいて、
5人くらい。でもそれは、近くにいったから。
上の人たち。こんにちはだけ言った。
他の人に目を合わせることはしなかった。
挨拶もしなかった。無理して笑顔を作るのが苦痛だった。
もういいやと思った。

私は何しにいったんだろう。

けど、そこで確信に思えたことがあった。

私は、やめてよかったと。
私は、今の職場で頑張ろうと。
私は、今の職場の仲間たちを一生懸命支援しようと。

でもね、
私は、なんでこんな人たちのことを忘れられないんだろうと。
私は、いつまで忘れられないんだろうと。
自分を試すためにきたのに、大丈夫だと思えると思ったのに、
なんで負けてんだろうと。
なんで涙がでてくんだろう。
なんで、あんな過去、いらなかったのに。

笑顔がムカついた。
笑顔がムカついた。
笑顔がムカついた。
くそーって思った。
ばかやろうと思った。

行ったら、どうなるか試したかった私。
泣いてる。逃げたくなってる。悔しくなってる。
冷たい目が、浮かんでくる。
楽しんでるみんなを見て、もうみんなは忘れてんだと思った。
私は弱いと思った。
大嫌いと思った。
自分と、あの時のみんな。

嫌いだよ。

忘れるにはまだ時間がかかると思った。
また来月会うんだ。
またこうなるん?

誰か聞いてよ。
心の叫び聞いてよ。

でも、わたし、負けないと思った。
いっぱい馬鹿にされたし、
いっぱい冷たくされたし、
いっぱい泣かされたし、
今日もまだドキドキしちゃったけど、
自分、すごく大嫌いになったけど、
こんな自分で戦うしかないって。

このままじゃ終われないんだ。