すい臓がん はじめました(かんかん 42才男性) その9 「FOLFIRINOX(1回目)」 | かんかんのブログ

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2015年2月末にすい臓がんの肝臓転移、ステージ4bの末期であることが判明。現在、抗がん剤FOLFIRINOX(フォルフィリノックス)にて治療中。

2015年3月26日

抗がん剤治療、FOLFIRINOX(フォルフィリノックス)1回目です。
この日のために、自身の右の胸部へ、投薬用のポート造設も終わり準備万端。

心境はというと、期待90%で不安10%ってとこでしょうか

期待は、ガン告知されてから初めて『治療』というものをしてもらえること
今まで、検査や準備ばかりで、告知されてから1カ月、ガンは進行してしまっているんじゃないかと。
それが、初めて『治療』という行為ができることに、嬉しさでいっぱい

もちろん不安もある。
それは抗がん剤の副作用。
テレビで見るような、激しい嘔吐とかあるんじゃないかと

かんかんさん宅から病院までは車で50分位。
今回は初回であることから、自分での運転は避け、行きは高速バス、帰りは嫁さんに迎えにきてもらうこととした

この日は、10時頃から薬の投与を開始し、15時30分頃には完了した。
薬投与中はテレビで高校野球を見たり、スマホで大好きな「パズドラ」や「黒猫のウィズ」 やったり。
12時には、持参したおにぎりを2個食べた
投与中の体調の変化はというと、14時頃から額に汗をかく、鼻水が出る、冷たいものに触るとしびれるという症状が出た。
ただ、耐えきれないほどの症状ではなく、医師から予想される副作用と」して聞いていたので、想定の範囲内として受け止めてた。

帰りの時も、倦怠感はなく、普通に嫁さんの運転する車に乗って帰れた。
抗がん剤の5-Fuを1本点滴しながら。
これが、46時間連続投与となるのだが、ポシェットに入れてもらい首からぶらさげて、2日間生活を共にすることとなる。
よって、2日間はお風呂入浴禁止

17時頃、帰宅しその後はやや倦怠感あり。
この頃から、数十分間隔で倦怠感があったりなかったりの波がくる
そして、19時30分頃に気持ち悪いピーク。
自分でも、顔から血の気が引く感じがした
中学1年生の息子からは、「初めて顔面蒼白というものを見た。」と、言われる。
ただし、吐くまではいきませんでした。
食欲はあまりなかったけど、多少ご飯と鍋を食べた。

初日の感想としては、「この位であれば全然耐えられる。」でした。
2,3日後に副作用が激化しなければよいなぁと、願いつつ。
そして、この抗がん剤が効いてくれますようにと願います