お願いお願いお願いお願い
記憶が薄れないうちに、ちょっとずつ出産ブログを書いていきたいと思います。
出産系、興味ない方ごめんなさい。
しばらく出産ブログになります。
あと、出来るだけ楽しく&面白く書こうと思って書いたんですが、やはり楽し面白いだけじゃすむ話じゃなく、グロかったり怖かったりする表現が多々出てくると思います。
これから出産を控えている方などを怖がらせてしまうかもしれないので、そういう方は読まないのも全然ありだと思います🙇‍♀️
お願いお願いお願いお願い


9/4
入院3日目です。
とにかく変化なしです。

朝ごはん。

また点滴とNSTです。
朝夕毎日やっとると、このW待機の風景も見慣れてくる。。
点滴の管が地味に痛くて、どんどん心削られる。。

9時ごろに、お旦那が到着。
昨日は先生の内診がなく不安だったが、やっと診てもらえることに。
お旦那も付き添ってもらう。
この時点で、子宮口は5センチ開いてました‼︎
1日目が全然開いてなかったから
『やったー‼︎あと半分ー‼︎』
と喜ぶのも束の間、赤ちゃんは全然下の方に降りてきてない。。
降りてきてくれてないと、産めないのです。
で、先生から
「陣痛を促す促進剤(誘発剤)を使うかどうか検討してください」
と言われ、色々説明を受け、迷わず使いますと答えました。
促進剤もリスクはあるし、使ったからってすぐに産まれるわけでないのですが、もう破水して3日も経っていて、羊水が少しずつ減っているわけだから、赤ちゃんが苦しくなる前に産みたいと思ったのでした。
促進剤の陣痛は自然な陣痛より痛いとネットで読んでいたので、内心かなりびびっていましたが。。

そこから看護師さんにシャンプー台で3日ぶりに洗髪してもらいました。
いつものシャンプーじゃない&陣痛でブローもくそもない&天パで、この後シャワー解禁までの五日間ほど、ほぼアフロに近い状態で過ごすこととなる。
ちなみに破水しちゃうと、シャワーには入れないので、もうこの時点で3日間お風呂に入ってませんでした。
そりゃ臭いですよ。
臭人間でしたよ。
濡れたタオルや、汗拭きシートでしのいでました。

で、10時ごろから、点滴で促進剤投与スタート。
効果が出過ぎる人が6〜7万人に1人いるらしく、絶対に効かない微量からの投与です。
(逆に全く効果の出ない人もいます。体質によってそれぞれ)
徐々に促進剤の量を増やしていくと、明らかに陣痛の長さが長くなり(1分くらいが2分弱とかになった)、間隔が8分と狭まり出しました。
わたしは促進剤が効くみたいで、このとき
「このまま産めるかも‼︎」
と希望が見えてくる。
しかし、かなり、陣痛はしんどい。 
絶叫に近い声が出始める。
そして痛すぎて泣き始める。
でも看護師さんに
「まだ5.6分間隔だから、前駆陣痛と本陣痛の間くらいのお腹の張りしかない」
と言われる。
え、これで?
こんな痛いのに?
いや、まじで絶望。
アフロが伺える1枚↑

もう汗はかいたことないくらいダラダラで、息も絶え絶え。
陣痛が来る合間の5分とかは気絶して、白昼夢を見まくる。
この白昼夢の中で、なぜか娘の名前が降りてくる。
「名前は○○だ‼︎」
と痛みの中、思ったのを覚えてます。
で、泣きながら過呼吸みたいに呼吸してると逆にすごく痛くなってることに気づき、女優の赤間麻里子さんから事前に教えていただいていた

『痛みがきたら、しっかり吸って、ストローで吐くみたいに細く長く吐く』

ということを思い出し、しっかりそれをやると、ほんの少しだけ楽になった。
これにプラスして、目をひん剥いてやると、よりマシになった。
(赤間さん、ありがとうございます。。)
あと赤ちゃんが降りてこられるように、絶対に痛くても下半身に身体に力を入れないようにと看護師さんに何度も言われる。
この2点のみ全身全力でやり、あとは気絶してた。

そんな中、お昼ご飯がくる。
いや、食えるか‼︎
ハンバーグの上にポテチ乗っとるやないか‼︎
こんなパーティー飯、食えるか‼︎
もう自分で写真撮る気力はなく、これはお旦那が撮ってくれた。
(写真はなんでも色々撮ってくれ、と事前に頼んでいた)
看護師さんに
「少しだけでも食べられるなら食べた方が、お産が進みますよ」
と言われ、お産が進むなら‼︎と、無理くり陣痛の合間に3口ほどお旦那に食べさせてもらう。
しかし、痛すぎて全て吐く。
朝からのもの、もう全て吐く。
苦しすぎた。

夕方。
もう立ち上がったり、トイレ行ったりするたびに膝がガクガクになる中、先生の内診に呼ばれる。
先生、部屋まで来てくんないのかよ。。と、絶望するが、歩いたほうがお産が進むから、2階の部屋から1階まで自力で階段で降りたんだけど、ほんとに「あ‼︎死んじゃうかも‼︎」と思った。
点滴やらNSTの管やらで歩きづらいのが、これまた地味にストレスだった。
もう妊婦に繋ぐやつは、全てコードレスにしてくれ‼︎
Bluetoothで繋いでくれ‼︎

で、内診の結果、子宮口は8センチまで開いていました。
やったー‼︎このまま夜か、夜中には出産できると思った。
しかし、もう促進剤はすでに2袋使用していたし、看護師さんたちも夜勤の2名だけになるためこの日の促進剤は中止になった。
まあ、わたしの体力も限界だった。
しかし
「促進剤を外しても、この波に乗ってこのまま自然な陣痛が来るかもしれないので、そうなったらそのまま夜中にお産で、それがベストだね」
と先生に言われる。
もし自然な陣痛が来なければ、今夜は休憩し、明日の朝6時からまた促進剤スタートする流れとなった。
そして、その日も促進剤が効かなかったら、違う種類の促進剤に変更して、また同じ流れをやるらしい。
この先生の説明の間にも、強烈な陣痛が襲ってきて、話聞きながら気絶しそうになる。
もう息も絶え絶えで、死に物狂いでまた二階へ戻るミッションの途中、看護師さんが持ってた結構大量の書類をガシャーンって落として
「あばばばばすみません、すみません、少しお待ち下さい」
とか言いながら、それ拾い待ちになったとき、本気で「こいつを殺すか、わたしを殺してくれ」と思った。
そんなこと思ってまじでごめんなさい。
一生反省します。

部屋に戻り、自然な陣痛が来るのを待つが、どんどん陣痛の間隔は開いていき、痛みも明らかに軽減していく。
今日はもうだめか。。と諦めムードに。
明日また朝からこの生き地獄を1日やるのかと思ったら、あまりにもしんどくて、泣けてきた。
誰も悪くないけど、なぜこんなに母親だけが痛い思いしなければ赤ちゃんに会えないのか、とそもそものシステムを呪って泣いた。
しかし、痛みも遠のき、お旦那とちょっと談笑できるくらいになったので、スーパーカップのバニラをやわやわにしたやつなら少し食べられるかもと思い、買ってきてもらう。
お旦那にあーんしてもらい、しばし甘えて癒される。
そしてとりあえず明日に備えて早く寝なければと準備していたら、

「ん?なんか左の脇腹が痛い。。」

最初は昼間の陣痛のとき全力で腹式呼吸していたから、筋肉痛かな?と思って、ストレッチしたりしていたが、だんだん、じわりじわりと異様な痛みが左側だけに広がっていく。
とりあえず横になるが、痛すぎてもう横になってなれない。
座ってるとまだましだったから、あぐらで背中を丸めてやり過ごすも、これじゃ眠れない。
明日のために体力を温存したいのになぜ寝かせてくれないんだ、とまた泣けてくる。
看護師さんを呼ぶと、これは筋肉痛ではないけど原因が分からない、と言われ、とりあえず休めるよう座った状態でクッションなどを周りに置きまくったりしてもらうが、やはりどの体制をとっても異様に左側だけが痛い。
気持ちの問題と思われたみたいで、安定剤を飲まされる。
けど、痛みはやっぱりどんどん増して、昼間の促進剤の痛みとは比でない痛みになってくる。
昼間の陣痛は波があったから休めるけど、この時の痛みはなぜか休みなくずっと激痛なのだ。
まさか、内臓が破裂した?とか、赤ちゃん大丈夫なのか?と、原因が分からないからめちゃくちゃ不安になって、
「こんなに痛いのなんて、なんかおかしいーーー‼︎」
と、絶叫。
ようやく、NSTつけてもらえ、なんと陣痛だった。
やっぱり陣痛やないかい‼︎
はよ調べろやクソ‼︎
と、内心思う。
(とにかくもう人としての余裕なんて皆無だったんですよ。。)
しかし、こんな波がない左側だけの陣痛なんてあるのかよ。
そんなことどこにも書いてなかった。
そして、痛すぎて激しく嘔吐する。
でもきっとこれが本陣痛で、このまま分娩台に絶対いける‼︎と思っていた。
しかし、なんとNSTの値的にはまだ5.6分間隔で、子宮口も8センチのままだから、まだ産めないと告げられる。
なんで?こんなにずっと痛いのに?
なんと、腰からくる陣痛は余韻が長いらしく、陣痛→余韻→陣痛の地獄のループになるらしい。
お旦那いわく、この時が1番壮絶だったって。
そしてそのまま気絶した。
目が覚めると、痛みは弱くなっており、そこでまたなんか食えと言われたので、速攻元気(ゼリー)を飲む。
で、また気絶。
お旦那もやっと眠る。

続きます。