最近のテレビ講座は古代の戦争、騎馬隊について。

戦国時代の趙国が匈奴に対抗するために胡服騎射を始めた、

という所から始まりました。

そういうのには興味がないから、と思いつつ見ておりますが、

見始めると面白いです。

北京大学の先生の講座です。

 

この間は隋の前の時代の話、鮮卑の首領が凍った海の上を

騎馬隊で渡り、敵を突然襲撃した、という話でした。

確かその後、満州族が明と戦った頃も海が凍ったのでは?

天下大乱の時代は平均気温が低いと聞いたことがありますが、

多分それは本当なんでしょうね。

例え寒い北の地方とはいえ、騎馬隊が渡れるほどに海が凍るって、

相当な寒さですよね。

 

私は考古学の番組は割と片っ端から見ているんですが、

中に不定期に放送される『奥秘』という番組があります。

その番組は発掘の結論じゃなくて経過を見せてくれるんです。

誰のだか結論が出ていない墓の発掘なども、面白いです。

まあ、結論が出たとしても、その人のことを知らない場合が多いので、

経過見るだけで十分な気もしますが。

 

20日は蘇州の五代十国時代の呉越国の墓の紹介でした。

成都の三星堆遺跡は防御服で発掘されていることで有名ですが、

ここでも皆さん、防御服でした。

まだまだ他では見かけないけど、だんだんこういうのが主流になるのかしらね。

無錫の施設で作業されていました。

呉越国ということは宋の前の時代、割と新し目なので何か出てくるかも、

ということで最新の注意を払って作業しているということなのかしらね。

盗掘穴などがあるということなんですが、それでも何か出てくることでしょう。