テレビ講座は、感情込め過ぎる女先生の杜甫講座が終わり、
その後、感情を抑えた女先生の『海南島での蘇軾』の講座も終わり、
男先生の中国医学の講座が始まりました。
医食同源という楽しい講座です。
初日の食材はギンナン。
ギンナンは喘息の治療に使われるそうです。
それで、肺を強くしたい人は一日に5~6個食べるといいそうです。
しかし、毎日食べてはいけないそうだし、食べ過ぎてはいけないそうです。
あと、尿漏れやおねしょの治療にもギンナンが使われるとのことです。
ちなみに日本語だとイチョウもギンナンも同じ銀杏という字ですが、
チャイナ語の場合、イチョウは銀杏、ギンナンは白果と言います。
2日目の食材はドクダミ。
これも痰がからむ咳などに効くと。
肺に効くということは大腸の調子も整える、
従ってお肌がきれいになる、ということなんだそうです。
確かに四川省、貴州省の人達、お肌が非常にきれいなイメージですが、
あの辺りはドクダミ料理がちょっと有名なんですよねえ。
ドクダミでお肌がキレイになるという話、説得力があります。
ドクダミ、全国的には『魚腥草』、四川省などの辺だと『折耳根』と言います。
ということでレシピをちゃんと撮りました。
ドクダミの和え物。
ドクダミ250g、根のヒゲを取る。
洗ったら塩水に10分間浸し、その後塩、砂糖、酢で和える。
……どくだみ茶じゃダメそうですね。
根も含む全体を食べるみたいです。
夏に市場で野菜として売られているとのことなので、
今年の夏、食べてみようと思います。
日本のうちの昔の家、庭にいくらでも生えていたんですけど、
今やそれを買うような身分に……
3日目の食材は百合根、これも肺、大腸、肌にいいと。
4日目は茯苓。日本にはあるのかしら?
5日目は山芋。乾燥肌や食欲不振に良い。食べ過ぎると便秘に。
6日目は芡实、オニバスの実、だそうです。
山芋とオニバスの実の粥で腎臓関係の何らかの症状が改善すると。
……臭いのない下痢の改善、って言われてもよく分かりません。
とまあ、一生懸命見ておりますが、今のところ心が動いたのは
ドクダミくらいかな。
夏には忘れず、ドクダミを食してみようと思っているけど、
夏までに忘れてしまいそうです。