この間ブロ友の菊姫さんが『旗日』という言葉を使っていらっしゃったんですが、

そういえば最近、『祝日』という言葉はよく聞くけど、と思ったのでした。

主人に『旗日』という言葉を知っているかと尋ねると、知っていると。

うちの母がよく使うそうで。

そういえば私が子供の頃は、旗日には祖母が日の丸を玄関に飾りましたが、

いつの間にそういう習慣が廃れたんでしょうね。

うちの実家、区画整理で引っ越してから日の丸なんて見た記憶がないです。

その頃まだ祖母は健在でしたが。

 

ちなみにうちの母がよく使う言葉に、

『衣紋掛け』、『前掛け』、『鼻紙』、『お勝手』などあり、

『衣紋掛け』に関しては主人に『ハンガー』のことだと説明しました。

しかしこういう言葉、どんどん消滅しつつあると思ったら寂しいですね。

 

私は、この年にしては珍しいと言われるほど三河弁がキツイです。

というのも、うちの祖母が社交的な人で、毎日のように色々なお年寄りが

うちに喋りに来ていて、それを聞いて育ったので。

もしかすると方言が廃れつつあるのは、身近にお年寄りがいない人が

多いからかもしれませんね。

うちの母方の祖父母は山形出身なんですが、

うちの母は三河弁の方がキツイです。

嫁いでから毎日古い三河弁を聞いていたからかもしれません。

 

うちの主人も三河弁を喋ります。

というのも、結婚してから日本に来た当初はうちの実家に住み、

うちの祖母と母の会話を聞いて日本語を覚えたからです。

もちろん最初は日本語学校にも通いましたが、覚えた会話は三河弁。

初対面の日本人にはいつも、

「愛知のどちらのご出身で?」

と聞かれるので、「出身は中国です」と答えると、

「あ、広島?」

と言われるそうです。

愛知県民のような喋り方をする広島の人って、面白いでしょうね。