昨日は朝から遼寧省博物館に行ってきました。



契丹族って、契丹文字があったのではと思ったら、1101年の墓から出てきました、
契丹文字。
それまでは漢字の墓誌ばかりでしたが、これは契丹文字と漢字が書かれているお墓。






それから、本当の玉と、


偽物の玉の紹介。

わざと古く処理しているんですが、オーラがないのが分かりますでしょうか。

昔、テレビ講座で骨董品をやった時、
「明の最後の方は社会的にバタバタしているから陶磁器の鳥の絵も飛んでいて
落ち着かない。清に入り世の中が落ち着くにつれて鳥が木に止まり、
康熙帝、順治帝、乾隆帝と徐々に、止まった鳥が太っていく」
と先生が仰っていましたが、本当だと思いながら明最後の皇帝の時期の焼物を見ました。

バタバタ飛んでますねえ!!ちょうちょ

この辺りは騎馬民族が住んでいたので出土する物は基本的に、
紐を通してぶら下げられる物が多いみたいですねえ。


清を作った満州族は元々宋の時代の女真族なんですが、こんな変遷だったとは。


満州語は縦書きです。


博物館には4時間程いたかな、展示品入れ替えなどで見られない部屋が
あってよかったです。
もう、じっくり見て疲れました、足が!!

ええと、他にも色々見たんですが、とりあえず、また明日。