特に辛かった2018年6-8月のこと。
6月 西日本豪雨
私の住む地域も雨が酷かったですが、ニュースで各地の被害を見ながらも、何だか他人事でした。
外の様子は中庭からしか分からず、もちろん病棟以外に出ることもなかったので、天気も気候も分からない状態でした。
入院している患者さんの中にはこのことがショックで体調を悪くした方が多かったようです。
7月 桂歌丸師匠の死去
ニュースで知った時、街中のインタビューや落語家さん達が涙を流していた。すぐさま思ったことは「私が歌丸師匠の代わりに死ねたら良かったのに」でした。
なぜこんなにもたくさんの人から愛される偉大な人が亡くなって、私が生きているんだろう、そんなことをグルグル頭で考えて更に気持ちが落ち込んでいった。主治医にこの気持ちを伝えたら、そうですか、と傾聴してくれるだけでした。
看護学生さんが実習にきていて、私に受け持ち看護をお願いできないか?と依頼されましたが、断固拒否でした。なぜ看護師の自分が看護されなくてはならないのか。以ての外だ!と怒りのような感情でいました。今思うと鬱の自分を受け入れていませんでした。
入院中は週数に関わらず2週間に1度くらい妊婦健診を受けていました。「母親学級」もこの頃から話が出ていましたが、全く行く気にならず。
出産の流れを見ては、自分のこととは思えず。私は産めるのか、産むまでに生きていくことが辛い。産んだ後は私はどうなるのか、赤ちゃんはどうしたらいいのか。考えたくない。
結局、産むまで指導は受けませんでした。
でもね、私はぶつけ本番だったけど呼吸を意識して助産師さんに言われるとおりにやってたら、上手上手と褒められて結構静かに出産できましたよ
う〇こ出る〜!う〇こ出る〜!お尻おさえて!
と繰り返し訴えていたよ(笑)と、母から言われました(笑)
他には朝のラジオ体操(と言っても10時前後)
始めは布団から出ることも億劫で、いやいや参加していました。作業療法士さんや看護師さんの監視の元、デイルームの机を端っこにやって、みんなで輪になって行うのですが、、それが苦痛でたまらなかった。
いつも思うことは「なぜ患者さんと一緒にやらなくてはいけないの?」⇽いや、アンタも患者ですよと今では突っ込めるのですが、、当時は本当にそう思っていました。
でも、このラジオ体操も本当に効果があることをあとから身をもって知りました。
身体的な変化だけではなく、心のケアに繋がっていました。
他にも沢山あるのですが、思い出した順でまとまりなくすみません
皆様おやすみなさい。
皆様にとって素敵な日曜日になりますように