Henrik Ajaxさんと彼の作品の初演をさせて頂きました!
彼はスウェーデン生まれミュンヘン在住の現代曲作曲家で、音大で作曲法や現代曲の奏法についての授業も担当している先生でもあります。
昨年12月に彼のバイオリンとピアノの為のソナタを演奏してからなんだかご縁があり、時々演奏させてもらって今回は4度目。
彼の最新作、"Nebelgesang"(霧の歌)という3つの作品で、霧をテーマにした連弾作品のプリモを弾かせてもらいました。
初演はいつも耳慣れるまでこれでいいのかどうかと不思議な感じだけれど、彼の作品は弾いていくうちにいつもその独特な世界観と響きが好きになるのです。
途中"ハーモニクス"といって、
表記してある音の弦を押さえて打鍵することで倍音を出す奏法や、
指で消音して打楽器のような音を出す奏法があるので、
私が弦まで手が届くように譜面台は一番低く設定してもらい…笑
新たな経験をさせてもらえて感謝です!!
一昨日は彼の作品のみを取り上げたもので、音楽学者のMichael Zwinzner氏と彼の対談の中、曲を進めていくという形でした。
現代曲のコンサートだとこおゆう形が分かりやすくて面白いなぁと思う反面、お喋りが長すぎると…そろそろ演奏させてほしいかな〜と思ってしまうジレンマに陥った私でした。(ここだけの話
)

音源はまだ非公開で、ということなので、
また録音したらここでも紹介したいと思います🎶
ちなみにiTunesで6月にリリースされた彼の最新作を集めたCD"Nexus"が聴けます🎶
最後はなぜか宣伝になってしまった…
Nexusというピアノソロの作品名からとったアルバム名なのですが、
この曲を演奏しているBirgitteもとても素晴らしいピアニストなので、現代音楽にご興味ある方は是非視聴してみて下さい🎶
では今日はこの辺で失礼します(^○^)❤︎